現代では携帯電話で写真を撮るのはごくごく普通のことですので、携帯電話がなかったころに比べれば、写真は誰にとっても身近な存在になっているといえます。ですがデータのデジタル化に伴い、現像や印刷をした写真を飾ることは少ないのかもしれません。でも、「風水のパワーを使えば、飾り方ひとつで運気アップも不可能ではない」と聞いたらちょっと飾ってみたくなりますよね。今回は、風水と写真の関係、どのように飾ると運気が上がるのかという内容でお送りします。

風水と写真の関係

普段から何気なく撮っている写真ですが、人が写真を撮る目的はどのようなことでしょうか。普通は「いいな」と思ったものを撮ったり、あとで参照するものをメモ代わりに撮ったり、仕事に使ったりとさまざまな目的で使用しているのではないかと思います。風水で写真を用いて運気をアップするなら、とても奥が深いことを覚えておかなければなりません。まず重要なのが、写真は風水ではかなり強いパワーを持っているとされています。人が被写体の場合を例にすると、写真と実物どちらのエネルギーが強いかというと普通は同じくらいなのですが、場合によっては写真の方が強くなることもあります。イメージ的にはオリジナルのほうが強そうですが、写真のほうが常にその状態であり続けられるというメリットがあり、写真を撮った時のパワーが強ければ、常に強いエネルギーを発し続けられるということになるからです。

風水で縁起の良い写真とは?

馬

風水で代表的な、写真が持っている意味や縁起が良いといわれている写真・モチーフを紹介します。もし写真が用意できそうならぜひ飾ってみましょう。

魚の写真

風水では特定の生き物は縁起が良いとされているものがあります。例えば「鯉」です。鯉は滝登りをすることで知られていますが、伝説では鯉が滝を登っていくと龍になるといわれています。龍はとても縁起が良い生き物だとされていますので、鯉も同じく縁起の良い生き物といわれているのですね。ちなみに鯉は2匹写っている写真を飾ると夫婦の仲が良くなり、家庭運や子宝に恵まれるなどの効果があります。また、金魚も縁起の良い魚となり、名前からも想像できるように金運アップの効果があります。これらの魚は飼うことでも開運効果を得られますが、お世話をする手間を考えるなら写真を飾る方がお手軽ですね。

動物の写真

動物で縁起が良いものも数多くいますが、代表的なものの一つがです。特に左を向いている馬の写真は「左馬」と呼ばれ、お金や幸せなど全般的な運がアップする効果を持っています。そしてイルカも同様に縁起の良い動物です。幸せの象徴として見られることも多く、癒しの力も持っていますよね。そんなイルカは風水では対人運アップの効果を持っていますので、人とのつながりを大切にしたい人にはもってこいです。

月の写真

月や太陽などの天体はそれぞれに特徴を持っており、異なるパワーがあります。月は力強い太陽のエネルギーとは対照的に、優しいエネルギーを持っています。夜に輝く天体で、リラックス効果を与えてくれます。ゆっくり眠りたいなら寝室に飾るといいですが、南に飾ることで人気者になれる効果もあります。

エネルギーの強い写真

そのほかにも強いエネルギーを持った写真を飾るのも、運気アップにとても効果的です。ですが、エネルギーが強い写真とはいったいどのようなものなのでしょうか。例としてわかりやすいのが、パワースポットを写したものです。日本では伊勢神宮・明治神宮・出雲大社などの神社が有名ですね。ほかにも富士山セドナなどパワースポットは数多くあります。パワースポット以外でエネルギーが強いのは天使や神様・仏様などの存在ですが、これらは写真ではなく絵であることが多いです。ですが、インターネットの画像などをプリントすれば写真として飾ることもできますね。

写真風水で運気を上げる飾り方の例

桜

写真には被写体が人、動物、自然などさまざまな種類がありますが、どんな被写体かによって飾る方角や飾り方も変わってきます。今回は代表的なものをいくつか紹介しますので試してみてください。

季節を表す写真は対応する方角へ飾るのがベスト

写真を自分で撮るときは、季節感を感じるものを撮ることが多いのではないでしょうか。例えば桜や向日葵などの花、紅葉や雪景色、お祭りやイルミネーションなど、誰でも撮ったことあるものばかりだと思います。このような季節を感じる写真を飾るときは、その季節に対応した方角に飾ると運気アップに効果的です。例として桜の写真ならの季節になりますので、それに対応する方角であるに飾ります。ほかにも夏は南に飾り、秋は西冬なら北に飾るといいでしょう。

実物がある方角に飾ると吉

また写真は実物がある方角に飾ると良いとされています。どういうことか説明します。例えばハワイ旅行に行ったときに撮った写真だとするなら、ハワイがある方角の壁などに貼るということになります。ほかにも建造物や遺跡なども効果がありますので、世界地図などで方角を確認して飾ってみましょう。

フォトフレームに入れて飾るとさまざまな効果が

写真は被写体によってさまざまな効果を持っているのですが、写真を入れるフレームも風水的な意味を持っています。そのため、その写真が持っているパワーを引き出せるようなフォトフレームを選ぶことが理想になります。写真を直に画鋲で貼り付けると、その写真が持つパワーをなくしてしまい開運効果がなくなりますので、そのためにもフォトフレームに入れてあげましょう。全体的にどんな写真とも相性がいいフレームは木製やガラス製です。花の写真ならガラス製のものと特に相性がいいでしょう。注意点としては、フォトフレームには埃がたまりやすいため、気がついたら掃除をして運気ダウンしないように気をつけましょう。

飾り方に流れを出す

風水では運気のエネルギーは波のようにS字に動いていくともいわれています。したがって、その流れに沿うように写真を配置してあげると効果が高くなります。壁にかける場合は上下に動きをつけて流れを出すのもいいですし、フォトフレームなどで立てて飾る場合は、前後に配置して流れを出してあげるのもいいですね。同じ高さで等間隔に配置するのもいいですが、こういった流れを一緒に入れると一層インテリアが引き立ちますよ。

注意したい運気ダウンしてしまう写真風水

古い家

持っている写真が縁起の良い物であっても、取り扱い方が悪いと、運気アップできないどころかダウンにつながることもあります。ここでは写真風水において、気をつけておきたいポイントを解説します。

写真を財布に入れている

財布に家族や恋人、ペットなどの写真を入れている人も多いかもしれませんが、これは実はあまり良いことではありません。わたしたちは写真風水を用いることで写真からの影響も受けますが、写真を通して被写体側が影響を受けることもあります。お金は普通さまざまな人の元を巡り巡ってわたしたちのところへやってきます。これはつまり、それだけの人の気が入っているということであり、それは良い気だけでなく悪い気も入っていることを意味します。お金にまつわることは悪い気のほうが多いため、一緒に写真を入れておくとその写真の被写体が悪影響を受け、病気やトラブルになってしまうこともあるのです。財布は基本的にお金を入れておくための場所ですので、できるだけほかのものは入れないようにしておくことをおすすめします。

尖ったものの先に写真を置いている

風水において「角」などの尖ったものはあまり良くないものだとされています。日本の特に和風の住宅だと柱などがむき出しになっている場合があり、そういったものや壁のコーナーなどの周りに写真があるときは注意しなければなりません。風景などの写真ならまだいいですが、人や動物などの生き物だと体調を崩したり病気になる可能性がありますので避けましょう。先ほども説明したとおり、写真の被写体が影響を受けることになるのですね。どうしてもそこに飾りたい場合は尖った物を覆うなどして対処してください。

最終的には自分が好きな写真を飾るのが一番

結局いくら縁起が良かったりエネルギーが強い写真を飾ったところで、あまり好きではない写真や特に興味を持てない写真なら効果は弱くなりますし、楽しくはないですよね。それならまだエネルギーが弱くても、自分が気に入っている写真を飾って幸せな気持ちでいるほうが運気は良くなります。もちろんエネルギーが強くて気に入っている写真があれば一番良いですよ。

まとめ

スマートフォンなどの普及により、写真はまったくの素人という人からプロのカメラマンまで、写真はわたしたちにとってとても身近な存在になりました。せっかくなら良い写真が撮れたら飾ってみませんか。そしてどうせ飾るなら運気がアップする方がダブルでハッピーです。今回紹介した写真風水をぜひ参考にしてみてくださいね。

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