風水で犬は幸福をもたらす動物！運気アップの飼い方・NG風水

犬は古来より人にとってとても身近な存在として、共存してきた生き物です。ですがなぜここまで近しい存在となったでしょうか。風水の観点から見ると、それがよく理解できるかもしれません。
今回は風水において犬とはどのような存在なのか、効果や運気アップできる飼い方などをお話しします。犬と一緒に生活している人は必読ですよ。

風水における犬の意味・効果は？

風水では、動物はそれぞれ違った意味や効果を持つとされています。では、犬はどんな意味・効果を持っているのでしょうか。詳しく解説していきます。

犬は邪気をはらい幸福をもたらす動物

風水において犬は火の気を持つ動物とされています。火の気は名誉や地位などの意味を持っていますので、仕事での昇進など社会的地位を上げる、ステータスアップなどの効果が期待できます。西郷隆盛の像も犬と一緒ですし、徳川綱吉や藤原道長といった歴史上の有名な人物も犬好きな人が多いです。また、犬が吠える声は家の中の気の流れを活性化させたり、邪気をはらうパワーがあるとされますので、その効果から家の陰の気を追い出し幸福をもたらしてくれます。

犬は人を健全に成長させてくれる効果がある

また、犬は飼い主の本質を向上させたり、健全に成長させる効果もあるとされています。犬は日の出と共に目覚め、日が落ちると眠るという自然のサイクルに沿った生活をします。また、活発でエネルギッシュな火の気を持ち、人にもその力を分けてくれます。これらの理由から、人の健全な成長に寄与してくれるということなのですね。

運気をアップさせる犬の飼い方

犬が本来持つ風水効果以外にも、犬の飼い方や散歩の仕方などを変えることで運気をアップすることも可能です。簡単にできるおすすめの方法をご紹介しますので、参考にしてみてください。

犬小屋は東か東南に置く

犬小屋を置くのに最適だとされている場所は、家の中心から見て東または東南の方だとされています。この方位は犬を元気にしたり、従順にしてくれる働きがあります。ちなみに室内飼いをしている場合でもこの方位にケージを置くと、同様に良い効果が得られるでしょう。逆に犬小屋を置かないほうが良い場所は、壁の曲がり角や家具の角など、尖ったものの近くです。風水ではそういった尖ったものが生き物に向いていると、運気が下がるとされています。ですからそういった場所は避けるか、間に置物などを置いて影響を防ぎましょう。また、日当たりが悪かったり、犬が居心地悪そうにしている場所も避けたほうがいいでしょう。

犬のご飯や水は常に新しく

犬のご飯は、残さないように食べ切れる量を与えます。万が一残してしまった場合は、すぐに片付けるようにし、次に与えるものは新しいものにしましょう。残ったものを放置しておくと、傷んだり虫が寄ってきたりしますし、それらが悪い気を発生させますのでやめましょう。水も風水では悪い気に変化しやすいものです。ご飯と同様に、できるだけ新鮮なものを置いておくことで、運気を良い状態に保つことができます。

ブラッシングはこまめに毎日

意外に思われるかもしれませんが、犬のブラッシングを毎日することでも運気アップになります。毛並みが良いと、飼い主の格を上げることができます。ブラッシングをすると毛並みが整って美しいだけでなく、毛に付着した汚れを落とせます。ブラッシング中に病気を発見できるかもしれないというメリットもありますので、1日1回はできるだけやってあげたいところです。

犬グッズで金運アップ効果も

犬をケアするブラシや、遊ぶためのおもちゃは、一つにまとめて収納しておくと、副収入が得られるといわれています。こういった犬のグッズは犬の持ち物ですが、その前に飼い主の物だともいえます。要するにこれらは財産であり、その財産をしっかり管理することが、副収入を得ることにつながるのだとされているのです。したがって、出しっぱなしにしておくのではなく、ちゃんと片付けておくことが大事です。

首輪やリードの色で運気アップ！

風水では色をうまく取り入れて運気アップをはかれます。犬の首輪やリードなど、愛犬グッズに取り入れることで飼い主も愛犬もハッピーになれますよ。代表的な色と対応した運気をいくつか紹介しましょう。まず、赤色の場合だと家庭運をアップしてくれたり、運動神経アップなどの効果があります。緑色だと健康運や安全を高め、青色はストレスの緩和や沈静化作用、黄色は金運アップ、ピンク色は飼い主と愛犬の間柄を良好にしてくれます。白色は愛犬の怪我や病気を防いでくれる効果があるので、積極的に取り入れたいですね。

散歩の仕方を変えることでも運気アップ可能！

実は散歩の仕方でも、飼い主の運気アップや犬の健康を良く保つことができます。いくつかの方法がありますが、簡単なものだと北から東、南、西と時計回りに円を描くように周ることで、さまざまな運気をアップできます。また、そのときに何を見るかによって影響が変わってきますので、参考に散歩ルートを考えてみてください。

北の方位

恋愛運や対人運をアップしたい場合は建築会社・不動産屋、金運なら映画館、健康運ならレストランなどの食事処、仕事運なら散歩中のご老人を見るようにするといいでしょう。

東の方位

恋愛運や対人運をアップしたい場合は郵便局や銀行、金運をアップしたい場合は学校、健康運をアップしたい場合はコンビニやスーパー、仕事運をアップしたい場合は服屋さんを見るようにするといいでしょう。

南の方位

恋愛運や対人運をアップしたい場合は英会話スクールや学習塾、金運なら花屋さん、健康運なら小学校、仕事運なら外国をみるようにするといいでしょう。英会話スクールの前を通ると外国人に会える確率が高まるので一石二鳥ですね。

西の方位

恋愛運や対人運をアップしたい場合は銀行、金運なら理容院・美容院、健康運なら電気用品店、仕事運なら洋服屋さんをみるようにするといいでしょう。

運気ダウン！犬に関するNG風水

犬の意味や効果、運気アップ方法をご紹介しましたが、運気をダウンさせてしまうNG風水についてもお伝えします。簡単に改善できることが多いので、注意して開運につなげていきましょう。

玄関先で犬を飼う・犬の置物を置く

玄関先に犬小屋を置いて飼っている人も多いかと思いますが、これは風水的にはNGとなります。風水では玄関は気が入ってくるための重要な場所です。そのため、玄関に犬がいると気を犬が吸収してしまうことになります。良い気だけなら犬に良い影響があるのでいいのですが、悪い気も入ってくるため、犬が病気になってしまうことがあるのです。
また、もう一つの理由としては、犬は動き回る生き物ですので、入ってきた気がかき回されて上手く家の中に入ってこないことです。それどころか、乱された気が場のバランスを悪くし、家庭内でのトラブルが増えてしまうかもしれません。そのほかにも玄関の犬は番犬であることから、良い運気を通さずにブロックしてしまうという考え方もあります。ちなみに、本物そっくりの犬の置物を玄関に置いている人もいますが、それも同じくNGとなりますので、注意してください。逆に裏口に置くと災いを退けてくれる効果があるといわれています。

犬の毛などで家が汚れている

動物を飼っていると毛や排泄物などで家が汚れてしまうことがあります。犬もそれなりに毛が抜ける動物で、床が汚れていると悪い気が発生してしまい、運気ダウンにつながります。特に玄関は先ほどお伝えしたように重要な場所ですので、室内飼いをしている人は毛がないように丁寧に掃除しておくことをおすすめします。部屋をこまめに換気して、匂いがこもらないよう新鮮な空気を入れることも大切。清潔にしておくことは風水で運気アップの基本ですよ。

犬を多頭飼いしている

犬が大好きだからと多頭飼いすることでも、運気ダウンにつながります。日本の住宅は基本的には狭い作りになっているため、動物率が人間より高くなってきてしまうと人が住む家としての役割がなくなり、風水では良くないとされています。また、多頭飼いをしていると毛での汚れや排泄物などの匂いも強くなりますので、運気が下がりやすくなります。もちろんしっかり掃除やお世話ができているなら問題はありませんが、一般的な住宅の場合は多くても2,3匹が妥当でしょう。犬だけではなく、数種類のペットを飼うのも同様にNGです。
すでに多頭飼いしている人は、十分な広さの家に引っ越すのがベストですが、難しい場合はケージや床に落ちた毛をこまめに掃除し、部屋の換気も定期的に行なって悪い気がたまらないようにしておくと、悪影響を少しは減らせます。

犬のトイレや食事の場所が悪い

当然のことではありますが、犬のトイレと食事の場所はしっかり分けたほうがいいです。衛生上の問題だけではなく、運気にも悪影響があるからです。食事の場所はハウスと同じく東か東南にすると良く、北か北西だと飼い主に従順な良い子になってくれますよ。トイレで避けたほうが良い場所は、北東と南西を結んだ線上です。この方位は風水でいうところの鬼門と裏鬼門にあたり、鬼（邪気）が出入りする不吉な方角とされています。ここにトイレを置くのは基本的に避けましょう。