乾燥の季節到来！冬の手肌乾燥対策とおすすめハンドクリーム

手肌の乾燥が進む冬、その原因は気温の低下と共に冷えて血流が滞り、さらに湿度が下がり空気が乾燥する為。
また日常的に繰り返される消毒や紫外線の影響も重なり、乾燥やエイジングサインが手肌に現れてきます。
日々のハンドケアを見直し、潤い手肌を目指しましょう！

目指すはしっとり潤い手肌！毎日のハンドケア

潤い手肌に欠かせないのが毎日の保湿ケアです。
まずは今日から気軽に始められる「ハンドクリームの塗り方」と「手肌体操」をご紹介します。

基本の基「ハンドクリームの塗り方」

洗顔後に必ず保湿ケアをするように、手洗い後も習慣化してほしい保湿ケア。
おすすめしたいのは「化粧水+ハンドクリーム」です。
手洗い後すぐに手肌からの水分蒸発が始まります。
すばやく化粧水で水分補給をおこなうことで、肌が柔らぎハンドクリームが馴染みやすくなります。

〈ハンドクリームの塗り方〉

手洗い後、指の間も忘れずに水分を拭き取る。
化粧水を手に取り、手の甲から指先まで包み込むようになじませる。
ハンドクリームを少し多めに手の甲にのせる。
手のシワにそって優しくなじませる。
指1本ずつクルクルと指先までなじませる。
反対の手も同様に行う。

手肌の乾燥が気になる方は、是非いつものハンドクリームの前に化粧水をプラスしてみてくださいね。

手肌体操

手は心臓より下にあることが多く血液が心臓へ戻りにくいため、血流が滞りがち。
簡単な体操をプラスして血流を促進しましょう。

〈体操レシピ〉

肩甲骨を回し。
万歳をして、手のひらゆらゆら。
グーパー体操

お風呂タイムやハンドクリームのついでなど、隙間時間の無理のない範囲で行いましょう。
こつこつ日々の積み重ねが手荒れ予防へとつながります。

乾燥知らずの手肌は実践済み!?乾燥予防

手肌が乾燥してからあわててハンドクリームを塗るよりも、手肌が乾燥しないように対策するのが一番！
既に愛用の方が多いゴム手袋、紫外線対策・NG習慣について詳しくみていきましょう！

家事の相棒「ゴム手袋」

食器洗いに欠かせないゴム手袋ですが、上手に付き合わないと手荒れの原因になることも…
ゴム手袋と上手に付き合うために素材選びやお手入れが大切です。

〈どれも同じじゃないゴム手袋の素材〉

ゴム手袋には「天然ゴム」「ニトリルゴム」「塩化ビニル樹脂」など、さまざまな素材があります。
また着脱が簡単でサラッとした着け心地のパウダー付きタイプもあります。
ゴム手袋をしているのに手荒れがひどくなったなどの症状がある方は、素材が手肌にあっていなかったのかもしれません。そんな方は素材から見直してみましょう。

〈ゴム手袋だけで安心？〉

寒い冬、食器洗い中のお湯の温度はついつい高くなってしまいます。
お湯の温度が上がり、ゴム手袋をはめている時間が長くなると、ゴム手袋の中は湿度が上がり蒸れて肌が傷つきやすい状態になってしまいます。
さらに汗も刺激になり手荒れがひどくなるかもしれません。
そんな状態を緩和してくれるのがコットン素材などのインナー手袋です。このインナー手袋をはめることで、蒸れを予防してくれます。
大切なひと手間で蒸れから手肌を守りましょう。

〈食器洗いの時だけ？〉

一番水に触れる頻度が増えるのは、食事の後片付けではなく食事の準備中かもしれません。
お肉を触ったからと手を洗い、お野菜を洗う為にまた水に触れ、まな板を洗うだけなのに洗剤をつけ…もう何度水に触れたかわからないくらいです。
でも食器洗い用の手袋では食事の準備は難しそうです。
そこで食事の準備中にはめるゴム手袋は手にピタッとフィットして作業しやすいものを選びましょう。また誤って食事に紛れてしまっても、食品衛生法が定める基準に基づいて作られたものや、見つけやすいブルーを選択しておくと安心です。

〈ゴム手袋のお手入れ〉

ゴム手袋のお手入れはしていますか？ゴム手袋の中は汗と蒸れで雑菌が繁殖しやすい状態です。洗剤やお湯から手肌を守ってくれても、雑菌だらけでは刺激になってしまうかもしれません。
使用後は裏返し洗浄したら、しっかり乾かすようにしましょう。この時、洗い替えのゴム手袋があると便利です。
定期的にゴム手袋のお手入れをして、雑菌から手肌への刺激を守りましょう。

一年中必須の紫外線対策

冬は一年でもっとも紫外線量が少ない季節です。少ないとはいえ紫外線は一年中降り注いでいます。
日差しが強くないから、部屋の中だからと油断していませんか？
特にシワやたるみに影響を及ぼすUV-A(紫外線A波)には注意が必要です。UV-Aはガラスなどを通り行け部屋まで侵入してきます。
肌老化の原因は80％が紫外線だと言われています。保湿ケアと合わせて一年中の紫外線対策も手肌には必要です。

乾燥手肌一直線・NG習慣

「保湿・体操・ゴム手袋・紫外線対策」良いのはわかるけど…
乾燥する手肌の保湿ケアより、優先しなければならない事がある！
そんな時でも避けたいのは、手洗い後の水分の拭き残しです。
手洗い後の手肌に水分が残っていると、蒸発して乾いていくときに手肌の水分も一緒に奪っていきます。
結果、手肌の乾燥が進むことになってしまいます。
手洗い後は“しっかり”“優しく”指の間も忘れずに”水分をふき取る“ことが乾燥を防ぐ第一歩です。

おすすめハンドクリーム

ドラッグストアへ行くとたくさんのハンドクリームが並んでいます。
皆さんはどのようにハンドクリームを選んでいますか？
選ぶときのポイントは塗り心地・香り・成分など様々ありますが、シチュエーションによりどんなものが良いか想像してみるのもよいでしょう。
そして大切なのはご自身が塗りたくなるかどうかです。その気持ちが保湿ケアの回数を増やしてくれます。お気に入りのハンドクリームを見つけてみましょう！

おうち編

ついつい後回しになる保湿ケア…そこでおすすめしたいのがポンプ式のハンドクリームです。
洗面台などの水回りやリビングでの定位置など、いつでも手の届くところに置いておくと気が付いた時にさっと手に取ることができます。

おでかけ編

やはり日中のおでかけで気になるのが紫外線です。紫外線カット効果のあるハンドクリームなら、紫外線対策と保湿ケアを同時に叶えてくれます。
またメーキャップ効果で手肌を明るく見せてくれるものも多くあり、乾燥と血行不良でくすみがちな手肌をカバーしてくれます。

おしごと編

デスクの隅にそっと置いておけるサイズで、塗布後でもすぐに作業が再開できベタつきが気にならない、軽やかなつけ心地のハンドクリームがおすすめです。

おやすみ編

一日頑張った手肌へのおすすめハンドクリームは、ずばり「しっとり保湿タイプ」です。
乾燥しがちなお爪周りまで優しくなじませましょう。

スペシャルケア

さらに乾燥が気になる時はハンドパックの使用や、お爪周りの凹凸に馴染みやすいオイルを取り入れてみましょう。
指先のガサガサ角質が気になる時はスクラブケアもおすすめです。

最後に…

手は顔の10倍老けるのが早いと言われています。働き者の手は水仕事と紫外線で酷使され、何もしないでいるとあっという間に乾燥手肌の老け手になってしまうかもしれません。そうなる前に先ずは保湿ケアを習慣化しましょう。
もし保湿ケアをしても乾燥がおさまらない時や、痒みや出血がある時は迷わず病院で相談することも必要です。
また手肌は体内からの栄養で出来ています。当たり前のことですが手肌のためにバランスの良い食事と質の良い睡眠が不可欠です。例えば、水分はしっかり摂れていますか？体が乾いていては手肌が潤うのは難しいかもしれません。ドキッとしたあなたは食事と睡眠を見直す時期かもしれません。

鏡がなくても見ることができる手。その手を見るたびにがっかりするのではなく、しっかりと向き合い日々お手入れを楽しみましょう。