花の美しさを長く保存できる「ドライフラワー」は、インテリアとしてさまざまな方法で飾ることができ、長く楽しむことができるため人気です。ですが、風水の観点から見ると実はあまり良くないアイテムとされています。一体なぜなのでしょうか?今回はその理由や、できるだけ運気を下げることなく飾るコツをお教えしますので、ぜひ読んでいただけますと幸いです。

風水でドライフラワーが運気を下げてしまうのはなぜ?

風水では生花は生き生きとした陽のエネルギーで、人をポジティブな気持ちにしたり良い運気を運んでくれます。一方ドライフラワーは枯れた状態、死んだ状態とみなされ、気でいうと陰の気になります。
ドライフラワーには生花と違った良さがありますが、パッと見で「きれい!」と感じるのはやはり生花のほうではないでしょうか。茶色に枯れた植物や花を見ると、なんとなく悲しいような寂しいような印象を受けませんか?人が無意識にそう感じてしまうと、見るたびに陰の気を発していることになりますので、そういった意味でもあまり良いとはいえないんですね。

プリザーブドフラワーや造花はどう?

ドライフラワーのブーケ

プリザーブドフラワーはドライフラワーの一種で、グリセリン溶液を生花に吸わせることで、生花にほど近い状態を保ち続けている花になります。多くの人は、プリザーブドフラワーを見ても生花だと勘違いしてしまうほどですので、普通のドライフラワーを飾るよりは、プリザーブドフラワーのほうがマシです。また造花は、見て造花だと気づいてしまったときに「なんだ造花か…」とがっかりしてしまうこともあり、あまり良いものではありません。やはり鮮やかさや香りなどではプリザーブドフラワーも造花も、生花とは比較にならないのですね。

ドライフラワーを飾ると良い場所

陽に当たったドライフラワー

それだけで運気を下げてしまうドライフラワーを飾れる場所は少ないですが、その中でも問題なさそうな場所をいくつか紹介します。場所を問わずに飾りたい場合は、後で紹介する運気を下げにくい飾り方も参考にしてください。

西日の差す窓辺など

ドライフラワーは直射日光が苦手で、劣化の原因になります。しかし、太陽の陽の気はドライフラワーの陰の気を打ち消すのに最適です。そこで、太陽が沈む直前の西日で弱い光が差す場所がおすすめになります。ちなみに、こういった場所に黄色のドライフラワーを飾ると、女性の魅力をアップする効果があります。

階段や廊下

階段や廊下は、玄関から入ってきた気などが通る通り道になります。ここに飾ることで、陰の気を発していても留まることなく流れていってくれますので、運気低下にはなりにくいのです。注意点としては、窓や玄関を時々開けて空気を入れ替えるように気を流してあげることが大事です。締め切ったままですと、気が流れにくくなり陰の気が溜まってしまいます。

思い切って好きな場所に飾る

どうしても飾りたいという場合は、最終的な手段として自分の好きな場所に飾ってしまうのもありです。運気が下がってもいいやと開きなおってしまうと、意外と気にならなかったりします。風水的な見方だと確かにマイナスなのですが、自分がその場所に飾って良い気分になったりポジティブな気持ちになれるなら、必ずしもそれは悪いものではありません。その気持ちがマイナスの部分を中和してくれるのです。めちゃくちゃ運気が上がるとはいえませんが、そこまで悪くなることもないでしょう。

ドライフラワーを飾らないほうがいい場所

風水的にはあまり良いアイテムではないドライフラワーは、基本的にはどこに飾るのもマイナスになります。その中でも特に飾らないほうがいい場所を紹介しますので、参考にしてください。

玄関

玄関に飾っている人は多いですが、運気の出入り口である玄関は風水においてとても重要な場所で、陰の気を持つドライフラワーを飾っておくと、悪い運気が家に絶えず流れていってしまうような状態になりますので、おすすめできません。

リビング

リビングに飾るのもおすすめできません。家においてリビングは中間地点にある部屋であり、せっかく玄関から良い気が入ってきても、ドライフラワーがそれを吸収してしまい、奥にある寝室などの重要な場所まで良い気が流れていきません。また、人が長い時間滞在する場所ですので、常にネガティブな気に晒されてしまうのが良くないのです。

寝室

風水では寝具の状態や寝室の環境などがとても重要になります。なぜなら、人は寝ているときに厄を体の外に出して、その代わりに寝室や家の気を吸収するからです。そのため、寝室の環境が悪いと運気は大きくダウンしてしまいます。寝室はそもそもが陰の気を持っており、ドライフラワーを置くことで陰の気を増幅させることにもなりますので、避けましょう。

トイレ

トイレは日当たりや水回りなどの理由でもともと陰の気を持つ場所です。そのような場所にドライフラワーを置いてしまうと、陰の気が強くなり悪い場所となってしまいます。トイレには花や緑を置きたくなりますが、トイレには生花を置くことで良い効果を得られます。

できるだけ運気が下がらないドライフラワーの飾り方

ハーバリウム

運気を下げてまで飾りたくないという人でも、大切な人のプレゼントされたりすると飾らないわけにはいきませんよね。風水ではいくつかの点に気をつけて飾ることで、できるだけ運気を下げずに楽しむことができます。どのような方法があるのか解説していきましょう。

陶器製の花瓶に入れて飾る

スタンダードな飾り方ですが、風水的には陶器製の花瓶に入れて飾ると運気の低下を緩和することが可能です。陶器は土から作られていますので、その花瓶に花を差すことは、土に生えている状態を再現していることになり、自然のパワーを得られます。自然のものを使うと良い気を増やせるのですね。
また、大地に根をはる植物や花は、自然に気が下へ向かうようになっています。生花やプリザーブドフラワーを飾る場合、運気が下へ逃げてしまいますが、それを防ぐには花瓶の下にマットを敷くといいでしょう。

瓶に入れて陰の気を閉じ込める

陰の気の影響を限りなく少なくする方法としては、瓶に閉じ込めて悪い気の影響を出さないようにするというものがあります。フタ付きのガラスの瓶にドライフラワーを入れて、しっかりフタを閉めましょう。ハンギングのように飾れず、置くことしかできませんので飾り方の制限は出てしまいますが、運気低下を防ぐ方法としては良いでしょう。ちょうどハーバリウムがその状態になっているものですので、生花以外の花がいいなら、ハーバリウムを飾ってみてはいかがでしょうか。

ほこりをこまめに取り除く

ドライフラワーのような飾りはほこりが溜まりやすく、かつ掃除もしにくいアイテムです。ですが、ほこりで汚れている状態だと、さらに陰の気が強まって良くありませんので、できるだけこまめにほこりを取り除いてあげることが必要になります。

アロマオイルで香りをつけてあげる

もう一つの方法として、ドライフラワーにアロマオイルで香りをつけてあげる方法もあります。風水は香りを使って運気をアップすることもできますので、良い気が宿る良い香りのアロマオイルを使って陰の気を中和してあげましょう。その際、ちゃんとした天然のアロマオイルを使うことがポイントです。天然の成分を使うことで、わずかでも生花に近い状態に生き返らせることができるのです。

赤いものと一緒に飾る

飾るときに赤いものと一緒に飾るのもいいでしょう。赤いものはドライフラワーの悪い気を打ち消してくれる効果があります。吊るして飾る場合はリボンを赤に、花瓶に飾る場合は赤い花瓶に飾るといいですよ。

シリカゲル法のドライフラワーを飾る

作成する際に、「シリカゲル法」で作られたものを飾るのが、一番運気を下げない簡単な方法かもしれません。
作成方法で一番ポピュラーなのは「ハンギング法」で、日の当たらないの風通しの良い場所に花を吊るしておくという方法になります。ただ、この方法だと乾燥まで長い時間がかかり、その間に鮮やかな色が抜けてしまいます。
ですが、シリカゲルで素早く乾燥させるシリカゲル法なら、生花とほとんど同じ美しさを保ったままドライフラワーにすることができます。これだと通常のものほど強く陰の気を発することはありませんので、気にせずに飾れますね。

まとめ

ドライフラワーのように、人から好まれるアイテムでも風水では良くないとされることがよくあります。ですが、陰と陽のバランスをよく考慮し、陰を打ち消すような風水を取り入れることで悪い運気もできるだけ良くすることが可能です。今回のような風水を少しずつ使って、できるだけ好きなものを取り入れた理想的な暮らしを手に入れましょう。