「勉強をしないといけないのに、なかなか続かない」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。試験日が近づいているのに勉強に身が入らないと、焦りを感じてしまいますよね。
資格勉強が続かないときは、なぜ続かないのか原因を知り、解決策を実行することが大切です。そこでこの記事では以下の内容を解説します。
- 資格勉強が続かない主な3つの原因
- 資格勉強が続きやすくなる方法
- どうしても資格勉強がは続かないときのコツ
「どうにか資格勉強を続けたい」と考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。
資格勉強が続かないのはなぜ?考えられる原因とは
資格勉強が続かない原因は、以下の3つが問題になっていると考えられます。
- 時間の問題
- 気持ちの問題
- 場所の問題
それぞれどのような問題なのか、具体的に見ていきましょう。
時間の問題
資格勉強が続かないひとつ目の原因は、「忙しくて勉強する時間がない」という時間の問題です。
例えば会社員の場合、朝から夕方まで仕事で家を空けることが多いです。家で勉強しようと思っても、帰宅後に勉強する時間が残されていないことが考えられます。職場が遠い人だと、勤務時間と通勤時間を足すとほとんど家にいる時間がない人もいるのではないでしょうか。
また、家庭をもっている人だと、家に帰っても家事や育児に時間を取られてしまいます。疲れてクタクタになっているなか、家で勉強する時間を毎日確保するのは難しいですよね。「資格の勉強をしたくても時間がなくてできない」というのは、多くの人が抱える問題です。
気持ちの問題
続いての原因は、資格勉強に対するやる気やモチベーションの低下など、気持ちによる問題です。勉強が好きな人でもない限り、勉強するのは面倒に感じることが多いでしょう。何をするにも気持ちが原動力となるため、「やりたくない」「面倒」と思う勉強を続けるのは難しいものです。
特に、自分が望んで資格を取るのではなく会社から資格を取るように言われた場合などは、勉強へのモチベーションが下がりやすいです。やらされている感があるため、資格勉強をする気が起きないのはいわば当然といえます。
場所の問題
最後に考えられる原因は、勉強する場所が悪く資格勉強が続かないという問題です。「勉強を始めたのになかなか集中できない」という状態の人は、勉強する場所が合っていない可能性があります。
勉強する場所が合っていないと、集中力は続きにくいです。集中力が続かないと時間だけが無駄に過ぎ、勉強自体は何も進まないという最悪の状況になってしまいます。
集中できる環境は人それぞれ違うため、自分がもっとも集中できる場所で勉強するのがおすすめです。静かな空間が集中できるなら自宅や一人の空間で勉強したり、少し雑音がある空間が集中できるならカフェに行ったりしましょう。
資格勉強が続きやすくなる具体的な方法を4つ解説
資格勉強が続かない主な原因はわかりましたが、勉強を続けるには一体どうしたら良いのでしょうか。資格勉強を続ける具体的な方法としては、以下の4つがおすすめです。
- やる気がなくてもまず5分だけ勉強してみる
- 30分ごとに休憩をはさむ
- スマホの資格勉強アプリを活用する
- 平日は家に帰る前にカフェなどで勉強する
それぞれ解説します。
①やる気がなくてもまず5分だけ勉強してみる
資格勉強にやる気が出なくても「まずは5分だけ」という気持ちで勉強を始めてみましょう。いざ勉強を始めてみると、意外と集中力が続いて勉強できる場合があります。このように「作業を始めてみたら意外と続いた」という状態は作業興奮と呼ばれます。
大切なのは「5分たったら勉強をやめていい」という軽い気持ちで始めることです。最初から「今日は1日勉強するぞ」などハードルを上げすぎると、始めるまでが億劫になり行動に移せません。
いざ作業を始めてみると、5分経つ頃には「キリが悪いしここまでやるか」「せっかく始めたしもうちょっとやるか」といった気持ちで勉強が続きやすくなります。
②30分ごとに休憩をはさむ
続いての勉強が続く方法は、勉強中に30分ごとの休憩をはさむことです。人間は30分経過すると集中力が低下し始めるといわれています。集中力が低下すると作業効率が悪くなるため、30分ごとに休憩と作業を繰り返すのがおすすめです。集中力を保てれば勉強も続きやすくなります。
このように、約30分間隔で休憩と作業を繰り返すことをポモドーロテクニックといいます。なお30分間隔はひとつの目安のため、作業25分・休憩5分としてもOKです。タイマーやポモドーロテクニック用のスマホアプリを使うと、時間管理しやすくなりますよ。休日に1日中勉強を頑張りたいときなど、長時間集中したい日は特におすすめの作業方法です。
③スマホの資格勉強アプリを活用する
教材やテキストだけ使うのではなく、資格勉強用のアプリを活用するのも良いでしょう。資格勉強が続かない原因のひとつに「時間の問題」を挙げましたが、時間がない人は移動中やスキマ時間をいかに活用するかが大切です。アプリを使えば、移動中の電車内などスキマ時間で勉強しやすくなります。
机に向かわずにできる勉強方法を取り入れると、まとまった時間を取れなくてもコツコツと勉強を積み重ねられます。資格勉強が続かないときは、とにかく勉強を始めるまでのハードルを下げようにしましょう。
④平日は家に帰る前にカフェなどで勉強する
平日の会社帰りに、カフェなどで勉強する時間を作るのもひとつの方法です。家に帰ると体がリラックスモードになり、勉強を始めるのが億劫になることはないでしょうか。周囲に人がいる状況だと身体がほど良い緊張感を保てるため、勉強のやる気を起こしやすくなります。
また、カフェでは飲み物などを注文するためお金がかかります。勉強するためにカフェでお金を払ったのに、勉強しないまま帰るのはもったいないという気持ちが生まれるはずです。「カフェ代を無駄にしたくない」という気持ちも、勉強するモチベーションにつながるでしょう。会社帰りに1時間だけカフェで勉強するのを習慣にしてみてはいかがでしょうか。
資格勉強がどうしても続かないときのコツ
ここまで、資格勉強が続かない原因と具体的な解決策をお伝えしました。とはいえ「どうしても勉強が続かない」という日もあるはずです。そんなときは以下のコツを参考にしてみてください。
- 勉強場所を移動してリフレッシュする
- 同じ資格を勉強する仲間を見つける
- 落ちたときのことを想像して気持ちを奮い立たせる
これらのコツに共通しているのは、自分の気持ち・メンタルに働きかける点です。それぞれのコツについてさらに詳しく見ていきましょう。
勉強場所を移動してリフレッシュする
まずは、勉強場所を変えて気持ちをリフレッシュさせてみましょう。集中できないまま同じ場所で勉強していると、「勉強しなきゃいけないのに全然できていない」という焦りからさらに集中できなくなる負のループにはまってしまいます。
勉強場所を変えると周囲の雰囲気も変わるため、自然と気持ちがリフレッシュできます。家で勉強していたなら、カフェや図書館、コワーキングスペースなど違う環境に移動してみましょう。移動中に外の空気を吸ったり歩いたりすることも、集中力アップに良い効果をもたらすでしょう。
同じ資格を勉強する仲間を見つける
自分と同じ資格を勉強している人がいないか探してみるのもおすすめです。同じ資格を勉強している仲間がいると、「自分も頑張ろう」と思って勉強を継続しやすくなります。
会社からの指示で資格勉強をしているなら、同僚が良い勉強仲間になるでしょう。もし周囲に同じ資格を勉強している人がいない場合は、SNSで探してみるのもおすすめです。SNSで資格勉強の様子を発信しているアカウントもあるため、仲間を比較的見つけやすいでしょう。
勉強仲間といっても、必ずしも一緒に勉強する必要はありません。あくまで心の支えとして仲間を持っておくことで、勉強する気持ちを保ちやすくなりますよ。
落ちたときのことを想像して気持ちを奮い立たせる
最後のコツは、資格試験に落ちたときを想像して気持ちを奮い立たせることです。あえて悪い未来を想像することで、回避したい気持ちが生まれます。
「資格試験に落ちたらまた今のように勉強しないといけない」「受験料もまた払わないといけない」と考えると、頑張って勉強しようと思うはずです。ネガティブなイメージを勉強のやる気につなげてみてください。
資格勉強を続けて合格を目指そう
この記事では、資格勉強が続かない原因や解決策についてお伝えしました。資格勉強が続かないのは、時間・気持ち・場所いずれかの問題を抱えていることが考えられます。忙しい人はスキマ時間を使って勉強したり、集中できない人は30分間隔で休憩を挟んだりしてみましょう。資格勉強を継続し、目標達成を目指してくださいね。
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