夏はヒマワリに金魚、スイカなど、鮮やかな色に溢れた季節。ネイルにも夏らしさを反映させたカラフルな色合いをまといたいですよね。そこでおすすめなのが、「ヨーヨー柄」です。
夏祭りや縁日の出し物としておなじみの「ヨーヨーつり」。その光景に懐かしさを感じる方も多いのではないでしょうか?ラインやドットで描くシンプルな和柄は、実はセルフネイルで簡単にマネできるんですよ。
またヨーヨーネイルは、浴衣を着る機会にも活躍してくれること間違いなしです。この夏はぜひ、ヨーヨー柄のネイルでオシャレを楽しんでみてくださいね。今回は、ネイリストの筆者が「ヨーヨーネイル」のやり方を3パターンご紹介します。
夏気分が高まる♩セルフネイルにヨーヨー柄がおすすめな理由
(おすすめ理由①) カラフルな色合いが夏に似合う
ヨーヨーつりといえば、カラフルな水風船が水の上をぷかぷかと浮かぶ様子が涼しげですよね。また夏祭りのにぎやかな様子が連想されて、ワクワクした気持ちにもさせてくれます。
そんなヨーヨー柄をネイルデザインにしてまとえば、おのずと夏気分が格上がり。なかなか夏祭りに行けないときでも、指先でお祭りムードを楽しむことができます。ヨーヨーの明るい配色を夏ネイルに取り入れて、見るだけで元気になれるデザインを意識しましょう。
(おすすめ理由②) 夏祭りや浴衣コーデにもピッタリ
花火大会や夏祭りなど、この季節ならではのイベントは思いっきりオシャレして楽しみたいもの。浴衣を着る予定の方も多いのではないでしょうか?ネイルにも夏らしい要素をたっぷりと詰め込んで、コーディネートをバッチリきめたいですよね。
ヨーヨーネイルは夏祭りの雰囲気はもちろん、浴衣との相性も抜群。使うカラーに決まりはないので、手持ちの浴衣と合わせたり、そのときの気分で選んだりと、自由な色合わせで楽むことができます。
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(おすすめ理由③) シンプルな柄なのでセルフネイルで楽しめる
水風船をよく見てみると、実はヨーヨー柄ってそれほど複雑なものではありません。いびつなラインやドットなどラフに描いた模様こそ、“ヨーヨーらしさ”をリアルに描写してくれます。
「自分でネイルアートをするのは難しい……」という方にこそおすすめなのが、ヨーヨーネイルなんです。特別な材料は必要なし。つまようじなど、家にあるアイテムを使って手軽に取り入れられます。この夏はぜひセルフネイルで、かわいい水風船ネイルにトライしてみませんか?
セルフネイルで簡単!ヨーヨーネイルのかわいいデザイン【3選】
ここからは、セルフネイルにおすすめな「ヨーヨーネイル」のやり方をご紹介。配色の違いや質感の違いで印象が異なる、3種類のデザインをピックアップしてみました。大人かわいいヨーヨー柄ネイル、おうち時間にぜひチャレンジしてみてくださいね。
①ナチュラルで優しいヨーヨー柄ネイル
まずご紹介するのは、ナチュラルで優しい雰囲気のヨーヨー柄ネイルです。透け感のあるイエローと淡いブルーを使って、こなれた印象のデザインにまとめてみました。ホログラムの偏光感がみずみずしく、夏の指先がスタイリッシュに輝きます。
〈作り方〉
- ベースコートを塗ったあと、イエロー(Ducato ナチュラルネイルカラーN「130 Sunray」)とブルー(同メーカー「132 Oborokumo」)のネイルポリッシュをそれぞれに塗布します。
- ポリッシュが乾いたら、細筆やつまようじを使って3色のアクリル絵の具でラインを描きます。
- トップコートをのりがわりにしてホログラムを置き、最後にトップコートを重ねたら完成です。
〈デザインのポイント〉
ポップすぎない柔らかな配色でまとめてみました。不器用さんでも簡単な、置くだけホログラムを使ったデザイン。オーロラの偏光感が光を反射して指先に涼しげな印象を添えてくれます。アクリル絵の具のラインは、爪先側に描くと爪の縦長効果が狙えますよ。
〈材料〉
・Ducato ナチュラルネイルカラーN 「130 Sunray」
・Ducato ナチュラルネイルカラーN 「132 Oborokumo」
・アクリル絵の具(マゼンタ/ホワイト/イエロー)
・オーロラホログラム(ホワイト/ピンク)
②大人配色の上品ヨーヨー柄ネイル
「ヨーヨーネイルはやってみたいけれど、幼くなってしまいそうで不安……」という方に。大人っぽい配色でスタイリッシュに仕上げるヨーヨー柄ネイルをご紹介します。上品なきらめきのラメカラーが、遊びごころを感じさせる夏ネイルへと導いてくれますよ。
〈作り方〉
- ベースコートを塗ったあと、ラメパープル(ちふれ ネイル エナメル「348」)で丸いラウンドフレンチを描きます。
- 細筆のホワイト(同メーカー「細筆タイプ 013」)でラフにラインを引き、ところどころにドットを描きます。
- その他の爪にはゴールド(同メーカー「102」)を塗布し、真ん中にシェルを置いてトップコートで仕上げます。
〈ポイント〉
大人も楽しめるエレガントなデザイン。きらめきが美しいラメパープルとラメゴールドを使用しました。ホワイトのラインはラフな方がヨーヨーっぽいので、フレンチ部分からはみ出したり太さがまばらになったりしてOK。夏に映えるシェルのデコレーションもプラスしてみました。
〈材料〉
・ちふれ ネイル エナメル 「348」
・ちふれ ネイル エナメル 「102」
・ちふれ ネイル エナメル 細筆タイプ 「013」
・シェル(ホワイト)
③カラフルなドット模様のヨーヨー柄ネイル
色鮮やかなヨーヨー柄は、指先にまとうだけで夏気分を高めてくれます。レッド、ブルー、オレンジなどの原色を使ってカラフルにデザインしてみましょう。ベースカラーに透け感のあるラメピンクを選ぶと、軽やかで涼しげな印象もプラスされます。
〈作り方〉
- ラメピンク(上羽絵惣 胡粉ネイル「光琳梅」)のマニキュアを爪全体に塗布します。
- ホワイト(同メーカー「胡粉」)のマニキュアをパレットに出し、細筆やつまようじを使ってゆるやかなカーブのラインを描きます。
- レッド(同メーカー「艶紅」)、ブルー(同メーカー「藍」)、オレンジ(同メーカー「おみかん」)でドットを描き、最後にトップコートを被せます。
- その他の爪にはゴールドのスタッズを合わせました。
〈ポイント〉
水風船らしいポップで明るい配色のデザインですが、ベースに透け感のあるラメカラーを塗って、“抜け”を意識してみました。繊細に輝いて涼しげな雰囲気を醸し出してくれます。
ヨーヨー柄は上手に描こうと思わずラフに表現するのがポイント。家にあるつまようじを使って、気軽にチャレンジしてみてくださいね。
〈材料〉
・上羽絵惣 胡粉ネイル「光琳梅」
・上羽絵惣 胡粉ネイル「胡粉」
・上羽絵惣 胡粉ネイル「艶紅」
・上羽絵惣 胡粉ネイル「藍」
・上羽絵惣 胡粉ネイル「おみかん」
大人かわいいヨーヨーネイルで指先に夏を飾ろう
凝ったネイルアートに見えて、実はセルフネイルで簡単に楽しめるヨーヨーネイル。使うカラーによってその表情は随分違ったのものに見えます。ぜひ、お好きな色の組み合わせを楽しんでみてくださいね。シンプルななネイルデザインの“ポイントアート”として取り入れるのも素敵ですよ。
ハンドネイルでカラフルなデザインをまとうのが難しい場合は、ヨーヨー柄のフットネイルもおすすめです。夏ならではのポップな雰囲気を、足元に自由に彩りましょう。
浴衣を着る機会がある方も、今年は夏祭りに出かけるのは難しいという方も、ヨーヨーネイルで夏の雰囲気を満喫してみてくださいね。
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