クリスマスの花といえば、緑と赤のクリスマスカラーをもつ「ポインセチア」が有名です。また、冬の時期に咲く花は限られますが、ポインセチア以外にもクリスマスにおすすめの花がいくつもあります。
こちらの記事では、クリスマスを彩るのにぴったりなお花について、以下の内容をご紹介します。
- ポインセチアの花言葉
- ポインセチア以外のクリスマスにおすすめの花
- クリスマスローズの開花時期と花言葉
クリスマスに贈る花を探している人や、ツリーと一緒に花を飾りたい人はぜひ最後までご覧ください。
クリスマスの花といえば「ポインセチア」
まずはクリスマスの代表花である「ポインセチア」の特徴について、簡単にお伝えします。
ポインセチアはメキシコ原産の常緑低木です。ポインセチアの赤い部分は、厳密に言うと花ではありません。赤い部分は葉であり、赤い葉に囲まれた中央部分に小さな丸い蕾のような花が咲いています。
ポインセチアがクリスマスの花として浸透したのは、花の色がクリスマスカラーのためです。赤と緑のカラーをもつポインセチアは、クリスマスを連想させますよね。
なお、ポインセチアが花屋の店先に並び始める時期は、11月頃が一般的です。
ポインセチアの花言葉は色別に異なる
ここではポインセチアの花言葉をご紹介します。ポインセチアの色は、赤以外にピンクや白の品種もあり、色ごとに花言葉が変わります。
【ポインセチアの花言葉】
- 赤の花言葉「祝福する」「聖夜」「幸運を祈る」
- ピンクの花言葉「思いやり」「清純」
- 白の花言葉「慕われる人」「あなたの祝福を祈る」
赤・ピンク・白のポインセチアの花言葉について、さらに詳しく見ていきましょう。
赤はクリスマスにぴったりの花言葉「祝福する」「聖夜」「幸運を祈る」
赤いポインセチアの花言葉は、以下の通りです。
- 祝福する
- 聖夜
- 幸運を祈る
「聖夜」や「祝福」といったクリスマスにぴったりの言葉が並んでいますね。赤のポインセチアには他にも、「私の心は燃えている」という花言葉があります。赤は情熱を感じる色のため、恋人へポインセチアを贈るのもおすすめです。
ピンクの花言葉「思いやり」「清純」
ピンクのポインセチアには、次の花言葉があります。
- 思いやり
- 清純
ポインセチアの原産地であるメキシコでは、ピンク色は清純の象徴となっているそうです。そのため、「清純」という花言葉がピンクのポインセチアにつけられました。
白の花言葉「慕われる人」「あなたの祝福を祈る」
白いポインセチアの花言葉が、以下の2つです。
- 慕われる人
- あなたの祝福を祈る
「祝福」という言葉が含まれており、白いポインセチアもクリスマスにぴったりですね。また、「慕われる人」は誰にも贈りやすい花言葉のため、友人や目上の人にもプレゼントしやすいかもしれません。
ポインセチア以外のクリスマスにおすすめの花言葉7選
続いては、ポインセチア以外でクリスマスにおすすめの花を7つご紹介します。
- バラ「あなたを愛している」
- ピンクのガーベラ「感謝」
- ピンポンマム「君を愛す」
- カランコエ「たくさんの小さな思い出」
- 赤いシクラメン「愛情」
- 胡蝶蘭「幸福が飛んでくる」
- クリスマス・カクタス「美しい眺め」
バラやガーベラなど馴染み深い花もあれば、聞き慣れない花もあるのではないでしょうか。それぞれの花言葉について詳しく見ていきましょう。
1.バラ「あなたを愛している」
出回り時期: | 通年 |
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クリスマスにぴったりの花言葉1つ目は、バラの「あなたを愛している」です。クリスマスを恋人と過ごす予定なら、バラを贈って愛情を示すのも良いかもしれません。
また、バラはプレゼントする本数で意味合いが変わります。バラを贈るなら、メッセージ性を重視した本数を選んでみてはいかがでしょうか。
本数別の意味を知りたい場合は、以下の記事をご一読ください。カーネーションの記事ですが、花束の本数別のメッセージについて解説しています。

2.ピンクのガーベラ「感謝」
出回り時期: | 通年 |
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ピンクのガーベラには「感謝」という花言葉があります。クリスマスに家族へ感謝を伝える他、1年が平和に終わったことへの感謝という意味にもなるでしょう。ガーベラは通年購入できる花のため、冬でも購入しやすいのが嬉しいポイント。
なお、ガーベラは色別に花言葉が異なります。他の花言葉も「希望」「親しみやすさ」など、前向きな意味が多いです。
3.ピンポンマム「君を愛す」
出回り時期: | 通年 |
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ピンポンマムの花言葉は「君を愛す」です。その他の花言葉として「高貴」「真実」「私を信じて」といった意味もあります。
ピンポンマムはキク科の花であり、ポンポンのように丸い形をしています。花の色が豊富で、緑・白・黄色・ピンクなどの品種が存在します。
4.カランコエ「たくさんの小さな思い出」
出回り時期: | 通年(開花時期は10〜6月) |
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多肉植物であるカランコエの花言葉は「たくさんの小さな思い出」。また、「幸福を告げる」という素敵な花言葉もあります。
カランコエの花は、赤やピンクの色をした鮮やかな見た目です。陽のあたる時間が長すぎると、花を咲かせない習性をもっています。
5.赤いシクラメン「愛情」
出回り時期: | 10月〜3月 |
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シクラメンの花言葉は色別に変わるため、以下にまとめました。
赤の花言葉 | 「愛情」「嫉妬」「絆」 |
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白 | 「清純」「誠実」「思いやり」 |
ピンク | 「内気」「はにかみ」 |
ポインセチアと同じく、シクラメンも赤と緑のクリスマスカラーです。鉢植えなら花期が長いため、春先までシクラメンを楽しめますよ。
6.胡蝶蘭「幸福が飛んでくる」
出回り時期: | 10月〜3月 |
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胡蝶蘭の花言葉は「幸福が飛んでくる」です。縁起が良い花言葉のため、胡蝶蘭はお祝い事によく使われています。
胡蝶蘭の花は、蝶々が舞う姿に似ていると言われています。蝶々が飛んでいる様子から、「幸福が飛んでくる」といった花言葉がつけられました。
7.クリスマス・カクタス「美しい眺め」
出回り時期: | 10月〜3月頃 |
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クリスマス・カクタスはサボテン科の植物で、「美しい眺め」という花言葉があります。名前に「クリスマス」がつく由来は、クリスマス時期に開花するためです。クリスマス・カクタスの開花時期は10月〜12月が一般的で、長ければ3月頃まで咲く場合も。
名前にクリスマスがつく花は限られるため、クリスマス・カクタスをツリーと一緒に飾るのも良いかもしれません。
クリスマスの名前がついた「クリスマスローズ」
キンポウゲ科のクリスマスローズは、名前に「クリスマス」がつく数少ない花。名前からしてもクリスマスにぴったりに思えますが、クリスマスローズの開花時期と花言葉には少々難点があります。
クリスマスローズの開花時期と花言葉を見ていきましょう。
実はクリスマスローズの開花時期はクリスマスではない
クリスマスローズの開花時期は1〜4月頃となります。クリスマスが終わった後に咲くため、クリスマス当日に飾るのは難しいです。
クリスマスに咲かないのに、なぜクリスマスローズと名付けられたのでしょうか?クリスマスローズの名前の由来は、「バラに似ており冬に咲く花だから」とされています。クリスマスローズがあと1ヶ月程早く開花できれば、クリスマスに間に合うのに残念ですよね。
クリスマスローズの花言葉は「中傷」「慰め」「私の不安を和らげて」
クリスマスローズの花言葉とその由来についてまとめました。
花言葉 | 由来 |
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中傷 | 葉に毒成分があるため |
慰め | 薬草として昔使われていたため |
私の不安を和らげて |
感謝や希望、愛情がテーマのクリスマスには、クリスマスローズの花言葉はあまり向いていないようです。とはいえ、クリスマスローズは冬に誇らしく咲く強い花。クリスマス後の冬時期に育てる花としてはおすすめですよ。
クリスマスはクリスマスカラーの花を選ぶのもあり
クリスマスの花を選ぶなら、花言葉だけでなく花の色で選ぶのもあり。クリスマスカラーは4色あり、それぞれに意味が込められています。
【クリスマスカラーの色と意味】
赤 | 情熱・愛・寛大:キリストが十字架で流した血の連想 |
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緑 | 生命力・永遠の命:クリスマスツリーの色 |
白 | 純潔・潔白:雪の色 |
金 | 希望:クリスマスツリーに飾る星の象徴 |
赤・緑・白・金のクリスマスカラーで花を選べば、ツリーとの調和も取りやすいでしょう。
クリスマスは素敵な花言葉の花を飾ろう
今回は、クリスマスにおすすめの花とその花言葉についてお伝えしました。ポインセチアはクリスマス定番の花であり、花言葉も「祝福する」「聖夜」などクリスマスにぴったりです。ポインセチア以外では、バラやガーベラなど愛や感謝の花言葉をもつ花もクリスマスにおすすめ。クリスマスは聖夜に似合う素敵な花を手にしてみてくださいね。
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