結婚式の準備をされている方の中には、

  • 結婚式に使ってはいけない花はあるのかな?
  • 結婚式に使う花はどうやって選ぶといいんだろう?
  • せっかくなら縁起の良い花を使いたいな

など、考えている方も多いのではないでしょうか?この記事では、結婚式に使ってはいけない花と使いたい縁起のいい花をご紹介します。

結婚式に使ってはいけない花がわかれば、結婚式に来てくれるゲストにもきっと喜んでいただけるようになりますよ!

結婚式の花選びの極意

結婚式の花選びは、花の種類が多いために悩んでしまいますよね。花選びの極意は、ゲストを不快にさせないようマナーを守ることです。おふたりのために、時間を取って結婚式に来てくれるゲストの方には、失礼のないようにしたいものですよね。そこで、どのような花が結婚式で使ってはいけないのか、調べると良いですね。
また、季節により入荷できる花が違うため、結婚式の時期を考えて花選びを行う必要があります。
まずは結婚式で使ってはいけない花を紹介していきます。

結婚式で使ってはいけない花

結婚式で使ってはいけない花は、以下のとおりです。

  • 鉄砲ゆりなどの匂いが強い
  • 花粉アレルギーの可能性がある花
  • ネガティブな印象の花
  • 花言葉が結婚式にふさわしくない花

それでは、1つずつ確認していきましょう。

鉄砲ゆりなどの匂いが強い花

結婚式で使ってはいけない花として、まず気をつけたいのが花の匂いです。匂いに敏感な方は、不快な気分になってしまう可能性がありますよね。
また、結婚式の醍醐味でもある美味しい料理では、香りも楽しみの1つとなっていると考えると、匂いが強い花は控えたほうが良さそうです。

花粉アレルギーの可能性がある花

次に、結婚式で使ってはいけない花は、花粉アレルギーの可能性がある花です。
花粉症の方は多いため、アレルギーに関連する花は避けたほうがいいですね。結婚式に参加してくれたゲストの方が、アレルギー症状で不快な思いをするのは残念です。

ネガティブな印象の花

ネガティブな印象の花も結婚式では使ってはいけないです。

  • キキョウ……凶を連想させる
  • 菊……お葬式に使われるため

この2つは特に気をつけましょう。

花言葉が結婚式にふさわしくない花

花には様々な花言葉がありますよね。そして、花言葉によっては結婚式にふさわしくないネガティブなイメージを持たれるものがあります。そこで、結婚式に使ってはいけない花言葉をまとめました。

■黄色のゆり
花言葉:偽り・不安
ゆりは良い意味での花言葉もあるのですが、黄色のゆりの場合はネガティブな意味合いがあります。
■黄色いバラ
花言葉:嫉妬・薄らぐ愛情
バラはお祝いによく使われますよね。しかし、黄色いバラは注意が必要です。バラなら大丈夫と思ってしまわないよう注意しましょう。
■黄色のカーネーション
花言葉:軽蔑・愛情のゆらぎ
カーネーションと言えば母の日を思い浮かべる方が多いはず。母の日に送ると喜ばれるカーネーションですが、黄色のカーネーションは花言葉が結婚式に向いていないです。
■あじさい
花言葉:浮気、移り気
梅雨時期にきれいに咲いているあじさいですが、花言葉が縁起が悪いため、結婚式には好まれません。色が変わりやすいために、移り気といった花言葉になったようです。
■アネモネ
花言葉:恋の苦しみ・見放された
ブーケで使われる人気の花の1つですが、花言葉は意外にもせつないイメージがありますね。

花言葉には、ポジティブな面とネガティブな面があります。どこまで花言葉を気にするか、おふたりの考え次第となるのかもしれませんね。

風水的に良くないドライフラワー

オシャレなどドライフラワーは最近人気がありますよね。結婚式でも使っている方が多くなってきましたが、年配のゲストにはまだ結婚式に使ってはいけない花との認識が強いです。その理由は、風水の縁起がよくなかったり、枯れている花のために『陰』の気が強いとされていたりするためです。
しかし、ゲストハウスウェディングなどで、オシャレな結婚式にしたい場合には、ドライフラワーを使っても問題はないかと思います。ゲストの方がどう思うか、そしてどのような結婚式にしたいのかを考えた上で判断されると良いでしょう。

結婚式で使ってはいけない花がわかったので、次は、結婚式で使いたい縁起のいい花と花言葉を説明していきますね。

季節別|結婚式で使いたい縁起のいい花と花言葉

結婚式の花選びは、季節によって咲く品種が違ってくるため、結婚式の時期に合わせて決めていくと良いです。結婚式で使いたい縁起のいい花と花言葉を、季節別にまとめましたので参考にしてください。

春に縁起のいい花

春は温かい気候の時期なので心地よく、結婚式には良いですよね。そんな春の結婚式にピッタリの花を紹介します。

①チューリップ【花言葉|真実の愛】

春といえばチューリップを連想される方も多いはず。かわいらしい花のため、結婚式の花としても定番です。色の種類が豊富なので、結婚式を鮮やかに彩ってくれそうですね。
開花期は4~5月で、花の色は赤・ピンク・白・黄が人気です。

②桜【花言葉|純潔、優美な女性】

桜は日本を代表する花ですので、結婚式にふさわしいですね。
開花期は3~5月で、花の色は薄いピンクから鮮やかなピンクまであります。

③すずらん【花言葉|愛らしさ、純粋】

鈴のような可愛らしい形がかわいらしいすずらん。ウィリアム王子とキャサリン妃の結婚式にブーケとして使用されました。
開花期は4~6月で、花の色は白です。

夏に縁起のいい花

初夏の爽やかな空気の時期の結婚式は、明るいイメージの結婚式を挙げられそうですよね。カラフルなお花選びも楽しそうです。

①ひまわり【花言葉|愛慕・あなただけを見つける】

夏と言えば、太陽のように咲くひまわり見ているだけで元気をもらえる花ですよね。明るく楽しい結婚式にしたいならひまわりはピッタリです。
開花期は6~8月、花の色は黄が一般的ですが白もあります。

②かすみ草【花言葉|幸福・感謝】

小さな白い花が可憐な印象を与えるかすみ草。女性らしさが引き立ちますよね。
開花期は5~7月、花の色は白・ピンクです。

③アスチルベ【花言葉|自由・落ち着いた明るさ】

細かい花が集まり、繊細でありながら存在感のあるアスチルベ。結婚式では柔らかな雰囲気を与えてくれます。
開花期は5月~9月、花の色は白・ピンク・赤・茶です。

秋に縁起のいい花

秋は暑すぎず寒すぎずの気候で、結婚式を挙げる方が多いです。落ち着いた雰囲気の結婚式を挙げたいカップルにはおすすめです。

①ピンポンマム(ピンポン菊)【花言葉|高貴・君を愛す】

丸く愛らしいシルエットのピンポンマム。小さな花が集まって上品な印象を与えてくれます。
開花期は9~11月で、花の色は白・黄・ピンク・赤・緑と様々なバリエーションが楽しめます。

②コスモス【花言葉|乙女の純真・優美】

秋桜と書いてコスモス。秋に咲く花なので、秋の結婚式には合いますよね。大きな花びらはゲストの印象に残りそうです。
開花期は9月~11月、花の色は、白・赤・ピンク・黄色です。

③バラ【花言葉|愛・あなたを愛しています】

バラはブーケでも人気の花で、1年中見かける花ですが、秋は特におすすめです。それは、秋ならではのニュアンスカラーのバラがあるためです。茶系や淡いピンク系のバラなどは、ブーケにするとシックな印象になること間違いなしです。
>開花期は5月~10月、花の色は白・ピンク・青・紫です。なお、黄色は結婚式で使ってはいけない花で紹介したように花言葉があまり良くないため注意しましょう。

冬に縁起のいい花

冬はクリスマスウェディングなど、イルミネーションと共に素敵な結婚式ができますよね。かわいらしさより大人っぽさを求めるカップルには良い季節です。

①ポインセチア【花言葉|祝福・清純】

クリスマスと言えばポインセチアですよね。真っ赤なポインセチアを見るだけで幸せな気持ちになる方も多いのではないでしょうか。
開花期は11月~1月、花の色は赤・黄・白・ピンクです。

②カトレア【花言葉|魅力的・気品】

洋ランの女王とも呼ばれるカトレア。豪華な雰囲気があるため、結婚式のテーブル装花やブーケなど、メインの花として使われます。
開花期は9月~3月、花の色は赤・ピンク・オレンジ・黄・ピンク・緑・紫です。

③シンビジウム【花言葉|高貴な美人・飾らない心】

胡蝶蘭と同様に贈答用の花として人気のシンビジウム。お祝いにはピッタリの花です。
開花期は12月~4月、花の色は白・黄・ピンク・赤です。

結婚式で使う装花の種類と相場一覧

結婚式で使う装花の種類はたくさんありますので、どのくらいの費用がかかるのか気になりますよね。そこで、主な装花の種類と相場をまとめましたので、参考にしてください。

会場で使う花
受付8,000~10,000円
会場エントランスなど20,000~30,000円
挙式で使う花
チャペル献花30,000~40,000円
チャペルベンチフラワー30,000~40,000円
フラワーシャワー10,000~20,000円
ブーケトス用ブーケ5,000~8,000円
披露宴で使う花
メイン装花(高砂花)50,000~20,000円
ゲスト卓装花(卓花)5,000~10,000円
ウエディングケーキ装花10,000~20,000円
贈呈用花束4,000~10,000円
衣裳・ヘアメイクで使う花
花の髪飾り(ヘッドパーツ)5,000~10,000円
花冠(花嫁用)7,000~15,000円
ブーケ20,000~50,000円

ゲストに喜ばれる花選びで結婚式に彩りをプラスしよう

今回は、結婚式に使ってはいけない花と使いたい縁起のいい花をご紹介しました。ゲストを不快にさせないようマナーを守りながら、好きな花を選んでいきたいですね。
また、季節により入荷できる花が違うので、どうしても使いたい花があるようであれば、結婚式の時期を考えるようにしましょう。結婚式で使ってはいけない花に気をつけながら、素敵な花に囲まれる結婚式にしたいですね。思い出に残る結婚式を挙げられるよう願っています。

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