子どもの健やかな成長を祝う七五三。家族にとって大切な行事だからこそ、すてきな思い出にしたいですよね。そのため大切なのは、まず準備。今回は、七五三の準備に大切な「何をすればいいのか」「いつすればいいのか」についてまとめました。直前になって慌てることのないよう参考にしてみてくださいね。
【1】3カ月前までに決めておきたいこと
七五三でやることは、主に「神社への参拝」「食事会」「写真撮影」の3つです。七五三の準備は、この3つをどうしたいかを決めることから始めます。遅くなればなるほど選択肢が狭まりますので、早めに動くのがベター。まず、3カ月前までに決めておきたいことをご紹介します。
いつ行うか?
まず「いつ行うか」を決めなければなりません。七五三の正式な参拝日は、毎年11月15日。諸説ありますが、江戸時代に第五代将軍・徳川綱吉の長男である徳松の健康を11月15日に盛大に祈願したことや、15日は鬼宿日(きしゅくにち)と呼ばれ、鬼が出歩かない日とされていたことなどが理由と言われています。
最近では、11月15日にこだわる家庭は少なく、仕事の都合や混雑の回避から、前後にずらして参拝するケースが増えています。その中でも、大安や週末は人気が集中し混雑する傾向。新型コロナウイルスの影響が気になる今年は、大安をあえて避けることや平日に行うことを考えてみるのもいいかもしれません。
どこで行うか
「いつ行うか」を決めたら、次は「どこで行うか」を決めましょう。七五三は、神社でお参りをするのが一般的。有名な神社へお参りするのも人気ですが、子どもの負担にならないよう、自宅からの距離や交通手段なども加味して決定しましょう。
お参りだけにするか、神主さんに祈りをささげてもらう儀式、祈祷を行うかも決める必要があります。祈祷を行う場合は、予約が必要な場合がありますので神社に確認しておきましょう。その際、祈祷料も忘れずに聞いておいてくださいね。
着物はどうする?
洋装での参拝も増えてきましたが、多くの人が七五三では和装を選びます。その際、レンタルにするか、購入にするかを決めなければなりません。これから、レンタルと購入のメリット・デメリットをご紹介しますので参考にしてみてください。
レンタルする場合
レンタルするメリットは、リーズナブルな点です。購入ではなかなか手の出ないブランド品でもレンタルなら可能。メンテナンスが不要な点もメリットです。デメリットとしては、日程の変更が難しいことが挙げられます。
購入する場合
購入するメリットは、何度も着られることです。兄弟がいる人は、兄弟も着られますし、将来の孫へも引き継げます。天候不順や子どもの発熱など、予定変更にも対応しやすい点もメリットです。デメリットとしては、着物の手入れが挙げられます。レンタルに比べて価格が高くなる傾向にあるというのも頭に入れておきましょう。
写真撮影はどうする?
七五三の記念写真。前撮りにするか当日撮影にするかも決めておきましょう。
前撮りのメリット・デメリット
前撮りのメリットは、何といってもお参り当日に余裕が持てることです。写真館などでレンタルする場合は前撮りと当日、2種類の晴れ着を着られることも。デメリットとしては、2度着物を着なければいけないこと。着付けやヘアメイク代も2回分かかってしまうので注意です。
当日撮影のメリット・デメリット
当日撮影の最大のメリットは1日で済むということです。着替えも1度で済むので金銭面でもメリットが大きいでしょう。デメリットとしては当日が慌ただしいこと。混雑している人気の神社や、かしこまった店での会食を予定している場合は、子どもも親も疲れ切ってしまうケースも。バランスをとってスケジュールを組んでください。シーズンは予約が取りづらいので、早めに準備を始めたほうがいいでしょう。
後撮りするのもあり!
お参りの後日に写真撮影を行う「後撮り」を行う人もいます。予約が少ないため、ゆったりとした気持ちで予約や撮影ができるのがメリット。お得なキャンペーンが少ない点や、成人式の時期は予約がとりにくい点がデメリットです。
食事会の方法
食事会を家で行うか、外食にするかも早めに決めておきましょう。家で行う場合の定番メニューは、ちらし寿司、お刺身、鯛のお頭など。子どものお祝いなので、子どもの好きな食べ物をたくさん準備するのもいいでしょう。外食にする場合は、予約をしておくと安心です。特に決まりはありませんので、普段よりちょっといいお店に行ってもいいですし、子どもが好きなお店に行くのもいいでしょう。衣裳を汚さないよう、普段着に着替えるか大き目のスモックを準備しておくことをおすすめします。
【2】前日までに準備しておくもの
七五三は、家族総出の行事ですので準備だけでも大忙し。当日にバタバタしてしまうと、出かける時点でぐったり疲れてしまいます。当日の朝がスムーズにいくよう、前日までに準備しておくべきものをご紹介します。
ビデオ・カメラの充電
行事の時にしかビデオやカメラを使わないという家庭に多いのが、充電切れや記録媒体の容量不足です。当日バタバタしないためにも、前日までにビデオ・カメラの充電やデータ整理を行っておきましょう。
初穂料
意外と忘れがちなのが初穂料。必ずしも新札でなくてもいいですが、シワの多いものや破れているお札は避けましょう。兄弟で祈祷を行ってもらう場合は、人数分準備が必要です。のし袋の水引は、紅白の結び切り。表書きは、上段「御初穂料/御礼/御玉串料」下段「子どものフルネーム」が一般的です。
移動手段
小さな子どもが和装で長時間歩くのは大変です。移動手段も前日までに考えておきましょう。人気の神社の場合、駐車場に入るまでに時間を要する場合がありますので、コインパーキングの場所や待ち時間情報などを事前に調べておきましょう。
当日のスケジュール確認
当日は、着付け・お参り・食事会と大忙し。当日のスケジュールをイメージして家族で共有しておきましょう。
家族の服装
同行する家族の服装も大切です。決まりはありませんが、フォーマルかセミフォーマルが適しています。着る予定の服にシワやヨレがないか前日までにチェックしておきましょう。
【3】当日の準備
当日の準備として、持っていると便利なアイテをご紹介していきます。
履きなれた靴
七五三と言えば、和装に草履が定番ですが、履きなれない草履に子どもが機嫌を悪くしてしまう可能性も。神社の境内は砂利が敷いてあったり段差があったりと足場が悪いことも多いので履きなれた靴を準備しておくと安心です。写真撮影や祈祷の際だけ履き替えるようにすればいいでしょう。
ヘアピンやクリップ
女の子は慣れない髪の毛や髪飾りが気になり、いじってしまう場合があります。崩れてしまった時のためにヘアピンを準備しておくと安心です。また、トイレの際には裾や袂を固定できるクリップがあれば便利です。
着替え
七五三の後に食事会を予定している場合は、着替えを準備しておくといいでしょう。和装のままだと子どもが疲れてしまいますし、汚してしまっては大変です。
おやつやおもちゃ
七五三のシーズンは、混雑により祈祷までの待ち時間が長い場合があります。愚図ってしまった時のために、おやつやおもちゃがあるといいでしょう。おやつは、一口で食べられるラムネなど衣裳が汚れないものを選んでおくと安心です。
飲み物
気温調整が気軽にできない和装。暑い日に行った場合などは、こまめな水分補給が大切です。ペットボトルやコップから直接飲むと、こぼして衣裳を汚してしまう可能性があるのでストロー付きの飲み物を準備しておくといいでしょう。
保温グッズ
寒い日にあたってしまった場合、保温グッズが必要です。厚手の下着、レギンスなどを用意しておくと安心です。
ハンドタオル
歩いたり車を乗り降りしたりしているうちに帯がゆるんで、着崩れを起こしてしまう可能性もあります。そんな時に備えてハンドタオルを準備しておきましょう。ハンドタオルを帯と体の間に挟めば、ずれ下がり防止になります。
【4】先輩ママの「準備しとけばよかった」エピソード
最後に先輩ママたちの「準備しとけばよかった」エピソードをご紹介します。失敗エピソードには学ぶ部分がいっぱい!参考にしてみてくださいね。
エピソード1
人気の神社に車で行ったら、駐車場がいっぱいで神社の周りを30分グルグルする羽目に。パパも子どもも不機嫌になり、私はぐったり・・・下調べをしておけばよかった。
→ 駐車場の失敗エピソードは、七五三ではもはや定番!?近くのコインパーキングや混雑の時間帯などをしっかり確認しておくと安心です。
エピソード2
姉の子どもが使った着物を借りたら、サイズが合わなくてびっくり!当日、あわててワンピースを買いに走りました。事前に試着させておけばよかった。
→ 衣裳を借りる場合は、早めに試着しておくといいでしょう。
エピソード3
参拝の前に食事会をしたら、お腹いっぱいで眠たいやら着物が苦しいやらで、子どもがものすごく不機嫌に。子どもの体調やリズムに合わせて計画を組めばよかったです。
→ スケジュールを組むときは、子どもに負担のないよう考えると◎です!
【まとめ】
子どもの成長を祝う七五三は、家族にとって大きなイベント。衣裳に撮影に食事会と、お金もかかるイベントですので、後悔のないように行いたいですね。予約が必要なものも多いので早めに準備を始めるのが成功のカギ。「こんな服を着せたいな」や「ここで食べよう」など、準備しながらいろいろと考えるのも楽しみの1つですよ。しっかりと準備をして思い出に残る七五三にしてください。
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