「七五三」のお祝いでは、子供も親も正装になるためネイルの準備も万全にしておきたいものです。晴れの日にぴったりな華やかなリンクネイルを、親子で楽しんでみましょう。この記事では、「ねいるときものkaiware23」廣田希様と「ネイルセラピールリアン」中島陽代様から可愛いリンクネイルをご紹介頂きました!
親子で華やかリンクネイルを作ってみよう!
ママと子どものセルフリンクネイルでは、同系色のカラーを使ったり同じ模様を描くことがポイントです。パールパーツやシール、ホログラムを使用するとよりお祝いの席にも似合いやすいデザインができますよ。それでは、晴れの日に映える親子リンクネイルの作り方をご紹介します。
ふちどり変形Wフレンチで可愛らしく*
作り方
<ママ>
- 「乙女」(ピンク色)を塗ったあと、好みの濃さになるように「嵯峨鼠」を2度塗り、3度塗りします。
末広がりフレンチはボトルの刷毛を平らにし、角から流れるように描きましょう。 - スーパーコートを細筆にとってラメ(シルバー)につけ、色の境目をラメラインで縁どります。
- 好みのホログラムを散らし、スーパーコートをトップに塗ります。
<子ども>
- 「乙女」を塗ってから、好みの濃さになるように「桃花色」(爪先のコーラルピンク)を2度塗り、3度塗りします。
スカラップフレンチ(もこもことしたフレンチ)はボトルの刷毛をよくしごいて少量をちょんちょんと載せていくのがコツ。 - 縁取りは、細筆を使って「胡粉」でラインを描きます。
- 好みのホログラムを散らした後、「金雲母撫子」をトップに塗り、完成です。
使用アイテム
<ママ>
・胡粉ネイル 乙女
・胡粉ネイル 嵯峨鼠(2020年秋冬限定色)
・スーパーコート(トップコート)
・ラメ(シルバー)
・丸型ホログラム 3種類
<こども>
・胡粉ネイル 乙女
・胡粉ネイル 桃花色
・胡粉ネイル 胡粉
・胡粉ネイル 金雲母撫子
・丸型ホログラム 3種類
ワンカラー×ゴールドでお祝いにぴったりな柄ネイル
作り方
<ママ>
- 4本は「月季紅」を数回重ね塗りします。
薬指は「黄金色」を重ね塗りします。この色はムラになりやすいので、薄く何度も塗り重ねると見栄えよくなりますよ。 - 「胡粉」で流れるように意識してラインを入れます。
細いラインは毛足の長い細筆を寝かせるようにすっと引くのがポイント。
- ラメ・金箔・ネイルパーツを載せてトップコートで仕上げましょう。
<子ども>
- 4本は「京紅」を数回重ね塗りします。
薬指はママネイル同様、「黄金色」を薄く塗り重ねましょう。 - ネイルシールは流れるように意識して置きましょう。
- ラメ・金箔を載せてトップコートで仕上げ、完成です。
使用アイテム
<ママ>
・胡粉ネイル 月季紅
※春夏限定色
・胡粉ネイル 黄金色
・胡粉ネイル 胡粉
・スーパーコート(トップコート)
・金箔
・ラメ(ゴールド)
・ネイルパーツ
<子ども>
・胡粉ネイル 京紅
・胡粉ネイル 黄金色
・スーパーコート(トップコート)
・和柄ネイルシール
・金箔
・ラメ(ゴールド)
オーロラがきらめく和風ドットネイル
作り方
こちらのデザインはボトル刷毛のみで描くことができます。
<ママ>「水浅黄」→「嵯峨鼠」→「月光銀」
<子ども>「ミントアイス」→「水浅黄」→「おみかん」→「月光銀」
の順で、水玉を描いていきます。
ボトルの口で刷毛をしごいて刷毛に含ませる量を調整します。
刷毛の角をうまく使って丸く水玉模様を描きます。一色ずつ、大小のバランスを見ながら描いていきましょう。
オーロラフレークは薄くて軽いのでニュアンスでのせ、トップコートで仕上げます。
使用アイテム
<ママ>
・胡粉ネイル 水浅黄
・胡粉ネイル 嵯峨鼠(2020年秋冬限定色)
・胡粉ネイル 月光銀
・スーパーコート(トップコート)
・オーロラフレーク
<子ども>
・胡粉ネイル ミントアイス
・胡粉ネイル 水浅黄
・胡粉ネイル おみかん
・胡粉ネイル 月光銀
・スーパーコート(トップコート)
・オーロラフレーク
さりげないレースが可愛いピンクネイル
作り方
<ママ>
- 「OPI IS-LP37」を塗ります。
- 乾いてからネイルシールを貼り、ネイルパーツをトップコートで付けて仕上げましょう。
<子ども>
- 「MN-108」を塗ります。
- 乾いてからネイルシールと3Dシールを付け、「MNP-905」を塗ります。
ポイント
ネイルシールはネイルカラーが乾いてから貼りましょう。
レースシールは、台紙から剥がす前に貼る場所に合わせた長さに切りましょう。爪のカーブがある分少し長く切り、貼った後にはみ出した部分をカットしてもいいですよ。
子どもネイルのレースシールは、貼った後のカットが危ないので事前に合わせて切っておきましょう。長さが足りなければ3Dシールで隠すこともできるので、神経質になりすぎずカットしましょう。
使用アイテム
<ママ>
・OPI IS-LP37
・トップコート
・レースシール
・ネイルパーツ
<子ども>
・MIYUNANA MN-108(コットンピンク)
・MIYUNANA MNP-905(オーロラダスト)
・レースシール
・リボン・ハートの3Dシール
お花でリンクする鮮やかカラーネイル
作り方
<ママ>
- 「OPI IS-LP37」を塗ります。
- 乾いてからお花シールを貼り、派手になりすぎない程度にお好みでネイルパーツ・ラメを付け、トップコートで仕上げましょう。
<子ども>
- 「MN-110」を塗ります。
- 乾いてからネイルシールを貼り、ネイルパーツを付けます。
- トップコートにラメパウダーを混ぜ、全体に塗って完成です。
使用アイテム
<ママ>
・OPI IS-LP37
・トップコート
・お花シール
・ネイルパーツ・ラメパウダー
<子ども>
・MIYUNANA MN-110(チェリーピンク)
・トップコート
・お花シール
・ネイルパーツ・ラメパウダー
七五三のママのネイルで注意したいポイント
七五三ママネイルでは、いくつか注意しておきたいポイントがあります。子どものそれまでの成長を感謝し、これからの健やかな成長を願う大切な七五三。子どもにとって一生の思い出にもなる七五三を家族全員が心から楽しめるよう、装いにも気を配りたいですね。七五三当日を迎える前に、ネイルのマナーについて理解しておきましょう。
子どもよりも目立ちすぎないネイルにする
ストーンやスタッズを多用しているネイルは、お祝いの場で浮いてしまうこともあります。ストーンは1爪あたり1粒までにするなど、控えめなネイルアートを楽しむようにしたいですね。ママにこだわりがある場合でも、キャラクターのネイルアートや立体的なパーツなども七五三では避けた方が無難です。金箔やカラーシェルなども、全ての指に使いすぎると華美な印象を与えてしまいます。爪先や薬指だけに少量シェルを使用するなど、アクセントとして使用すると良いでしょう。あくまで七五三の主役は子どもであることを意識して、ネイルをすることが大切です。
厳粛な場にも馴染むカラーを選ぶ
七五三は、親族や両家が揃って祝うケースもあります。そのような厳粛な場では、原色カラーのネイルや華美なネイルアートでは悪目立ちしてしまうことも。ビビットカラーのオレンジやブルー、イエローなどは正装をしていると、爪先だけ浮いてしまうこともあります。赤色はおめでたい縁起が良い色だとされていますが、ワントーンで全ての爪を塗ると指先が目立ちやすくなってしまいます。暗い印象を与える黒色のネイルも、お祝いの席には似合わないでしょう。スーツや和装などの正装に合うのはどのカラーかを、前もって合わせて確認しておくようにしたいですね。
七五三向きのネイルカラーとは?
七五三のママのネイルに向いているカラーは、周囲にやさしい印象を与えるカラーです。七五三のネイルのカラーを決めるときには、清潔感と明るさを感じさせるようなカラーを選ぶようにしたいですね。
大人の落ち着きを感じさせる令和カラー
令和カラーとは、桜色・梅色・菫色の3色を組み合わせたカラーです。令和カラーは慶祝カラーともいわれ、お祝いの席にもしっくりと似合う色味です。ヌードカラーをベースにして、令和カラーをポイントに置けば華やかなネイルになります。菫カラーはマットな色味にすると重たい印象になるため、クリアネイルを選ぶことで軽やかな手元を演出できます。パールのストーンやお花のネイルシールなどを添えれば、七五三にも似合うお祝いネイルになりますよ。
華やかさを添えるくすみパステルカラー
スーツや和装など服装に左右されず華やかさを添えられるのは、くすみパステルカラーです。くすみパステルカラーのネイルなら、グリーンやピンクでも目立つことなく控えめな印象を与えられます。落ち着いた印象のくすみパステルカラーなら、部分的にマーブル模様にしたりグラデーションにしたりするなどのネイルアートも楽しみやすいでしょう。お祝いの席に似合う可憐な押し花ネイルも、くすみパステルカラーに似合いやすいことが特徴です。くすみパステルカラーは流行の色味でもあるため、さりげなく若々しいママを演出することもできます。
シーンを選ばないヌーディーカラー
お参りの後に親戚周りをすることも多い七五三では、控えめな印象を与えるヌーディーカラーがおすすめです。ヌーディーカラーとは肌色とほぼ同じカラーのネイルを使用するため、爪先を綺麗に見せる効果もあります。部分的にラメやフレンチネイルなどを施すことで、より七五三向きなお祝いネイルに仕上げることができます。ヌーディーカラーにも、ベリー寄りのものやグレー寄りのものなどカラーが豊富にあります。自身の肌色に合わせて、馴染みやすいヌーディーカラーを選ぶようにしましょう。
リンクネイルで思い出に残る七五三にしよう
家族にとって、一生のなかでも大切な思い出となる七五三。七五三がお子様にとって初めてのネイルになるときには、忘れられない思い出になるでしょう。七五三は家族写真をたくさん撮る機会でもあるため、ママもさりげない手元のおしゃれを楽しみたいですね。子どもとリンクネイルを楽しんで、かけがえのない1日を思い出に残しましょう。
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