春は卒業式や送別会の季節となり、誰かとお別れすることが多いシーズンです。卒業式や送別会では花束を渡す機会が多いため、せっかくなら感謝の意味をこめて相手に花を送るのも良いのではないでしょうか。

この記事では、感謝の意味をもつ花15選をまとめました。以下のシチュエーション別におすすめの花をご紹介します。

  • 卒業
  • 転職・退職
  • 門出・旅立ち

お別れの季節にぴったりな花を探している人は、ぜひ参考にしてみてください。

【卒業】友人や先輩に感謝を伝える花言葉5選

卒業祝いイメージ

ここでは、卒業式のお祝い感謝に使える花言葉をお伝えします。

  • クロッカス「青春の喜び」
  • ライラック「思い出」「友情」
  • ベルフラワー「感謝」「楽しいおしゃべり」
  • トルコキキョウ「感謝」「希望」
  • かすみ草「感謝」「幸福」

学校の友人や先輩に送りやすい花となっています。それぞれの花の特徴を見ていきましょう。

クロッカス「青春の喜び」

開花時期2月~4月、10月~11月
花の色紫、白、黄色など
花言葉「青春の喜び」「切望」

アヤメ科のクロッカスは、ギリシャ語で「糸(krokos)」が語源になっています。クロッカスは糸のように長いめしべを持っているため、この名前が付けられました。チューリップが少し開いたような形をしており、非常に可愛らしい見た目です。白や紫のクロッカスは、落ち着いた雰囲気を感じられます。

ライラック「思い出」「友情」

開花時期4~6月
花の色紫、白、ピンクなど
花言葉「思い出」「友情」「謙虚」「恋の芽生え」「初恋」

ライラックは小ぶりな花が、ブドウの房のように咲いています。花の形はハートを2つ合わせたような見た目をしており、可愛らしい印象です。香りも良く、ほのかに甘く優しい芳香があります。ライラックは花束にするとブーケのような華やかさがあるため、プレゼントしやすいでしょう。

ベルフラワー「感謝」「楽しいおしゃべり」

開花時期4~6月
花の色青・紫など
花言葉「感謝」「誠実」「楽しいおしゃべり」

ベル型の花が上向きに咲いているベルフラワー「楽しいおしゃべり」という花言葉は、上向きに咲くベルフラワーが、隣の花とおしゃべりをしているように見える姿からつけられました。一度にたくさんの花を咲かせるため、花束ではなく鉢植えで飾るのもおすすめです。

トルコキキョウ「感謝」「希望」

開花時期5~7月・9~10月
花の色紫・白・ピンクなど
花言葉「感謝」「希望」「優雅」「清々しい美しさ」

トルコキキョウはティーカップのような形をしている品種や、バラのように花弁がいくつも重なっている品種などがあります。花自体が大きいためゴージャスでありながら、薄くひらひらとした花びらは上品な印象も感じられます。トルコキキョウの深い紫色は落ち着きがあるため、先生へ送る花束としてもぴったりでしょう。

かすみ草「感謝」「幸福」

開花時期5~7月
花の色
花言葉「感謝」「幸福」

白くて小ぶりの花をたくさん咲かせるかすみ草。かすみ草は可憐で少女のようなイメージがある花です。かすみ草は白以外にも、色を吸わせたカラフルなかすみ草があります。複数の色をまとめて花束にまとめれば、レインボーのかすみ草を楽しむこともできますよ。

かすみ草についてさらに詳しく知りたい人は、以下の記事もあわせてご覧ください。


【転職・退職】同僚や上司に感謝を伝える花言葉5選

退職祝いイメージ

続いては、転職・退職のシチュエーション向けの花言葉をまとめました。

  • ゼラニウム「尊敬」「信頼」
  • コムラサキ「知識」「聡明」
  • ブルーデイジー「恵まれている」「幸福」
  • 白のバラ「心からの尊敬」
  • ピンクのカーネーション「感謝の心」

同僚や上司に贈りやすい花をご紹介しますので、さっそく見ていきましょう。

ゼラニウム「尊敬」「信頼」

開花時期4~7月・9~11月
花の色赤・白・ピンクなど
花言葉「尊敬」「信頼」「真の友情」

ゼラニウムは、厚みのある花弁を4~5枚咲かせます。ピンクや赤などのはっきりした色合いの花を咲かせるため、華美な印象のある花です。「尊敬」「信頼」という花言葉の他、「真の友情」という意味もあるため、仲の良い同僚へ送るのも良いかもしれません。

コムラサキ「知識」「聡明」

開花時期6~8月
花の色うす紫・青紫
花言葉「知識」「聡明」「気品」

コムラサキは夏にごく小さな花を咲かせますが、どちらかと言うとメインは秋につける小さな実です。BB弾のように小粒な紫の実をたくさんつけます。花束よりは苗をプレゼントして、夏から秋まで長く楽しんでもらうと良いでしょう。

ブルーデイジー「恵まれている」「幸福」

開花時期3月~5月・9月~12月
花の色青・白・ピンクなど
花言葉「恵まれている」「幸福」「協力」

ブルーデイジーは、花中央の黄色い部分と青い花びらのコントラストが美しい花。ブルーデイジーの青は淡い色なので、寒々しい印象はなく、どこか落ち着いた雰囲気があります。花言葉も「恵まれている」「幸福」など相手に喜んでもらえそうなポジティブな花言葉です。

白のバラ「心からの尊敬」

開花時期5月~6月
花の色赤・白・緑・青・紫・黄色・オレンジ・ピンクなど
花言葉「心からの尊敬」

バラは色ごとに花言葉があり、白のバラは「心からの尊敬」という意味をもちます。白のバラは父の日に贈る風習もあるため、大人の男性にも贈りやすい花と言えるでしょう。なお、ピンクのバラには「感謝」の花言葉があるため、白とピンクのバラを花束にするのもおすすめです。

ピンクのカーネーション「感謝の心」

開花時期4月~6月・10~11月
花の色赤・白・緑・青・紫・黄色・オレンジ・ピンクなど
花言葉「感謝の心」「温かい心」「美しい仕草」

ピンクのカーネーションには「感謝の心」という意味があり、相手に感謝を伝えるのにぴったりの花です。また、カーネーションはプレゼントする本数によって、意味を込めることができます。職場用のプレゼントなら、以下の本数と意味が良いのではないでしょうか。

  • 8本「あなたの思いやり、励ましに感謝します」
  • 22本「あなたの幸運をお祈りします」
  • 25本「あなたの幸せを祈っています」

【門出・旅立ち】応援と感謝の気持ちを伝える花言葉5選

旅立ちイメージ

最後のシチュエーションは、旅立ち門出におすすめの花言葉です。

  • スイートピー「門出」「優しい思い出」
  • ガーベラ「希望」「前進」
  • ムスカリ「明るい未来」
  • ローダンセ「変わらぬ思い」「終わりのない友情」
  • ゼフィランサス「便りがある」「期待」

旅立つ友人を応援したいときなどに、ぜひ選んでみてください。

スイートピー「門出」「優しい思い出」

開花時期4~10月
花の色白・薄紫・黄色・ピンク・クリーム
花言葉「門出」「優しい思い出」

スイートピーの花びらは、レースのように薄くひらひらとしています。花の色も全体的に淡いパステルカラーのような色味で、可愛らしい花が好きな人にはぴったりなのではないでしょうか。4月から10月までと開花期間が長いのも嬉しいですね。

ガーベラ「希望」「前進」

開花時期4~6月・10~11月
花の色赤・白・紫・緑・黄色・オレンジ・ピンク
花言葉「希望」「前進」

太めのしっかりとした茎に、たくさんの花弁が咲き誇るガーベラ。シンプルな花の形と、大きすぎず小さすぎないサイズ感はアレンジがしやすい花となります。存在感のある花なので、一輪挿しにするのもおすすめです。

ムスカリ「明るい未来」

開花時期3~5月中旬
花の色白・青・紫・黄色・ピンク
花言葉「明るい未来」

ムスカリは小さなブドウのような形をした花です。花をよく見てみると、一つ一つがすずらんのような形をしています。改良品種の中には花の上下で色が違うものもあり、色のコントラストも楽しめます。ムスカリを花束にするなら、同じ時期に咲く黄色のスイセン(花言葉「私のもとへ帰って」)と一緒に花束にするのも良いでしょう。

ローダンセ「変わらぬ思い」「終わりのない友情」

開花時期4〜7月頃
花の色白・ピンク
花言葉「変わらぬ思い」「終わりのない友情」

ローダンセの花は、中央部分が黄色く花の色は白やピンクになっています。花の形は、先端が桜のように割れているのが特徴です。ローダンセはドライフラワーとして人気の花で、乾燥させても綺麗な色を楽しめます。

ゼフィランサス「便りがある」「期待」

開花時期5月~9月
花の色白・黄色・ピンク
花言葉「便りがある」「期待」「汚れなき愛」

ゼフィランサスの語源は、ギリシャ語の「風」を意味する言葉だといわれています。ゼフィランサスは見た目がユリに似ていることもあり「レインリリー」と呼ばれることも。花は短命で1日~3日ほどで萎んでしまいますが、鉢植えなら次々と花を咲かせます。

感謝の花言葉でお別れを晴れやかに

今回は、卒業式や送別会などお別れのシーズンにぴったりな花を15選お伝えしました。大切な人とお別れするときは、これまでの感謝や特別な気持ちを伝えたいもの。花言葉には感謝を表せる花も多くあるので、ぜひ心のこもった花を送ってみてくださいね。

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