寒い季節の鉢花として人気の「シクラメン」。
シクラメンは赤や白などたくさん色の種類があり、寒々しい冬も鮮やかに彩ってくれます。
シクラメンの花言葉は色ごとに違うので、お家に飾るときやプレゼントで贈るときなど、花言葉に合わせて選ぶと楽しみが広がりそうです。
今回は、シクラメンの色別の花言葉やプレゼントで贈るときのポイント、飾り方・育て方などシクラメンの基本情報をまるっとお伝えします。
シクラメンの花言葉が知りたい方や秋冬の花に興味がある方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
シクラメンの色別の花言葉
シクラメンの花言葉は色別に異なりますが、全体的なイメージとして「気後れ」や「内気」など、一歩引いた奥ゆかしさを感じる花言葉になっています。
ここでは、お花屋さんでよく見かける白・青・赤・ピンクの4色について、シクラメンの花言葉をご紹介します。
白の花言葉は「清純」「誠実」「思いやり」
白のシクラメンの花言葉は、「清純」「誠実」「思いやり」となります。
白色には無垢で汚れのないイメージがあるため、純粋な様子を表す「清純」や、まじめで真っ直ぐな様子を表す「誠実」という花言葉がぴったりですね。
青の花言葉は「遠慮」「恥じらい」
青のシクラメンの花言葉は、「遠慮」「恥じらい」となります。
青のシクラメンは、白や赤のシクラメンに比べて出回っている数が少なく、希少性があります。
品種にもよりますが、花びらは青より紫に近い色をしています。
青色の花が好きな方は、青のシクラメンをぜひ手に取ってみてくださいね。
赤の花言葉は「嫉妬」「愛情」「絆」
赤のシクラメンの花言葉は、「嫉妬」「愛情」「絆」です。
「シクラメンの花言葉が怖い」という話がありますが、「嫉妬」という花言葉が影響しているのかもしれません。
ですが海外では、シクラメンは「愛情」などの親愛を表す意味の花言葉もあります。
赤のシクラメンは、贈る相手やシチュエーションによって花言葉の意味合いが変わってくるといえます。
ピンクの花言葉は「憧れ」「内気」「はにかみ」
ピンクのシクラメンの花言葉は、「憧れ」「内気」「はにかみ」となっています。
シクラメンが持つ、控えめな慎ましさがよく表れている花言葉ですね。
ピンクは赤を少し薄めた色なので、うぶな愛情表現とも受け取れます。
憧れの人に贈る際にぴったりな花言葉ですので、花言葉も一緒に伝えてみるといいですね。
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シクラメンの基本情報
シクラメンの基本的な情報は次の通りです。
種目 | ツツジ目サクラソウ科 |
開花時期・季節 | 10月~3月ごろ |
別名 | カガリビバナ(篝火花) ブタノマンジュウ(豚の饅頭) |
誕生花 | 1月14日・12月7日 |
シクラメンは寒い季節が旬の時期なので、誕生花も冬になっています。
また、別名が「ブタノマンジュウ(豚の饅頭)」であることに、シクラメンの奥ゆかしい花言葉には似合わないと思った方もいるのではないでしょうか?
続いては、別名の由来やシクラメンの特徴的な花びらの仕組み、シクラメンの毒性などについてご紹介します。
別名「ブタノマンジュウ(豚の饅頭)」の由来
シクラメンに「ブタノマンジュウ(豚の饅頭)」という別名が付けられたのは、シクラメンの英語名が由来となっています。
シクラメンは英語で“sowbread”とも呼ばれています。
“sowbread”は直訳すると「豚のパン」という意味になり、豚がシクラメンの球根部分を食べていたことにより命名されました。
“sowbread”を日本語に翻訳する際に、「パン」ではなく日本に馴染み深い「饅頭」に訳されたといわれています。
シクラメンの球根部分は丸くて平べったい形をしているので、見た目も少しパンや饅頭に似ているかもしれませんね。
シクラメンは下向きに咲いている
シクラメンは、受粉する部分を下に向けて咲く特徴的な姿をしています。
シクラメンが下向きに咲く理由は、受粉部分に雨が入らないようにするためです。
雨に濡れると受粉ができなくなってしまうため、シクラメンのように下向きに咲いたり、チューリップのように雨の日は花びらを閉じるという性質を持つ花は多くあります。
また、シクラメンが下向きに咲く別の理由として、旧約聖書の伝説も有名です。
旧約聖書では、ソロモン王が王冠に刻む花の柄をどうするか検討していたところ、シクラメンが柄になることを承諾しました。
ソロモン王がシクラメンに感謝を伝えると、恥ずかしそうにうつむいたことから下向きに咲くようになったとの内容です。このストーリーからも奥ゆかしいシクラメンの花言葉が連想されますね。
シクラメンは毒性があるのでペットが食べないよう注意
シクラメンには毒性があり、食べると嘔吐・下痢などの原因になるといわれています。
ペットが花や観葉植物を食べてしまうという話はよく聞くので、シクラメンを食べてしまわないよう注意が必要です。
昔はシクラメンを下剤替わりにしていたという話もありますが、安全のため口にするのは避けてくださいね。
シクラメンを贈るときに気を付けるポイント
シクラメンを贈るときに気を付けたいのは、お見舞いで贈るときと、赤色のシクラメンを贈るときです。
シクラメンは、死や苦を連想させる名前でもあり、球根は「根付く=寝付く」としてお見舞いには向いていないというのが一般的です。
また、赤色のシクラメンの花言葉には「嫉妬」という意味があります。
贈る相手によっては花言葉を深読みされてしまうかもしれませんので、避けるのが無難です。
ですが一方で、シクラメンには「慈愛・親愛」という意味の花言葉もあり、海外ではクリスマスやバレンタインのギフトとして贈られています。
シクラメンには赤色以外にも白・青・ピンクなど素敵な色が多いので、プレゼントとして選ぶときは花言葉も意識してみてください。
シクラメンの飾り方
鑑賞用としても人気なシクラメンですが、飾るのに適した温度や日当たりが気になるところ。
続いては、お家での最適な飾り場所や、観賞用として珍しい「光るシクラメン」についてご紹介します。
シクラメンを飾るなら屋内?屋外?
シクラメンを飾るなら、気温15℃前後で日当たりのよい場所が適しています。
家の中であれば、ベランダや窓際が最適です。
屋外であっても、10℃ぐらいまでならそのまま置いといて問題ありません。
また、風水的によいとされる飾り場所は玄関となっています。
白のシクラメンを玄関に飾ると、邪気を払ってくれるそうです。
玄関に飾る場合は、適度に日光を浴びせるよう意識してくださいね。
光るシクラメンがクリスマスイルミネーションになる?
2019年に株式会社インプランタイノベーションズにより、花びらが光るシクラメンが開発されました。
光るシクラメンは自然光の下では通常の見た目ですが、花びらにライトを当てると緑色に発光します。
冬を代表する花として、クリスマス時期のイルミネーションへの利用が期待されているそうです。
LEDライトによるイルミネーションも綺麗ですが、花そのものがイルミネーションになるのはとてもロマンチックですね。
シクラメンの育て方・寄せ植え
シクラメンを育てるには、温度・水やり・日当たり・肥料を最低限意識して育てましょう。
- 温度
- シクラメンは冬の花ですが、実は寒さにも暑さにもそこまで強くありません。
生育の適温は15℃前後で、20℃以上だと暑すぎるので涼しい場所で育てるようにしましょう。
- 水やり
- 水やりは、土の乾き具合を見て、毎日もしくは2日に1度おこないます。
水を与えるときはシクラメンの葉をかき分けて、鉢のフチから優しく水をそそぎましょう。
- 日当たり
- シクラメンは日当たりのよい場所を好むため、窓際やベランダに置くのがおすすめです。
冬は暖房の温風でシクラメンが傷んでしまうので、暖房機器の近くに置かないよう気を付けてください。
- 肥料
- シクラメンを育てている冬の間は、月1回を目安に肥料を与えます。
ただし、肥料によっては2か月や4か月と効果が長いのもあるので、商品によって頻度を変えてください。
シクラメンとの寄せ植えにおすすめの花
鉢花であるシクラメンは、他の花と寄せ植えをするとさらに可愛らしくなります。
シクラメンとの寄せ植えにおすすめなのは、次のような花です。
- パンジー
- ジュリアン
- ノースポール
- デイジー
- セダム など
いずれの花も、比較的寒さに耐えられる花となっています。
寄せ植えするときは、葉が触れ合わないように植えること、たくさん植えすぎないことがポイントです。
ガーデンシクラメンは寒さに耐えられるよう改良された品種
ガーデンシクラメンは、普通のシクラメンより寒さに強く、小ぶりな花びらが特徴です。
普通のシクラメンは耐寒温度が10℃程度に対し、ガーデンシクラメンは0℃~5℃くらいまで耐えられます。
寒い地域に住んでいる方や、外でシクラメンを育てたい方にはおすすめの品種となっています。
まとめ:好きな色・好きな花言葉のシクラメンを楽しもう
今回は、シクラメンの色別の花言葉や贈るときのポイント、その他シクラメンの基本情報を余すところなくお伝えしました!
シクラメンの花言葉は色によって違うものの、全体的なイメージとしては謙虚さを感じる花となっています。
だれかにプレゼントするときは、贈る相手や花言葉を意識して、シクラメンの色を選ぶのがおすすめです。
冬でも愛でられる花はそう多くないので、寒い季節はぜひシクラメンを楽しんでみてはいかがでしょうか?
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