皆さんはネイルのデザインを考えるときに何を重視されていますか?どんなネイルカラーにするか、どれくらいパーツを乗せるかなど、考えることは沢山ありますよね。ではネイル自体の形はどうでしょうか?形にもこだわっている方もいれば、いつも何となくネイルの形を整えている方もいるかもしれません。
でも実はネイルの形によって、ネイルの折れにくさや指の細見え効果、合うデザインが違うんですよ!今回はネイルに関するお悩みやニーズ別に5つのネイルスタイルをご紹介します。より一層自分の好みに合うネイルを楽しむためにぜひチェックしてください♪
1.爪が欠けやすくて困る…伸ばしやすく安定する形は?
おすすめはラウンドスタイルです。ネイルの両サイドは削らず、先端に左右から少しだけ緩いカーブをつけるスタイルです。ネイルに角のある部分や極端に細い部分ができないので、ネイルが引っかかったり折れたりしにくくなります。
ネイルには「ストレスポイント」という部分があります。これは指の両サイドにあるネイルの土台の皮膚からネイルが離れ始める部分で、ヒビが入りやすいのが特徴です。ネイルの先があまり尖っていなければ、何かにぶつかっても衝撃がストレスポイントにダイレクトに響きにくいので綺麗に伸ばしやすいですよ!
ネイル気に入ってたのに
指ぶつけて
ストレスポイントからやられた。
1週間でお別れ(´;ω;`) pic.twitter.com/lbnXYE8wKD— ゆりえいたー( ᐛ) (@Yurieighter2) April 30, 2018
またラウンドネイルは見た目の印象がナチュラルなので、オフィスワークをされている方のように控えめにネイルを楽しみたい場合にもおすすめです。ベーシックな形なのでカラーや柄は問いませんが、細見え効果が高い形ではないので、ベースを自分の肌の色に近いカラーにして先端をグラデーションやフレンチにするとすらっとした指先に見えますよ。
2.指を細く華奢に見せたい!細見えネイルはどんな形?
指を細く見せたいなら、両サイドから細く寄せて先を少し尖らせたポイントスタイルがおすすめです。衝撃には弱くなってしまうので気を付けなければいけませんが、すらっとした長い指に見えます。大人っぽい印象になるので単色塗りやフレンチなどシンプルで上品なデザインと相性抜群です。ただこの形を作るにはある程度ネイルの長さが必要になります。
大人っぽいブラックやシルバーラメの単色も、ポイントスタイルと合わせることによってよりスタイリッシュで洗練された印象になります。
ポイントスタイルならスリムにまとまるので大ぶりなパーツやシェル柄を合わせてもごつごつした印象になりません。ネイルアートを楽しむ際はネイルの先端ではなく根元にストーンやパーツを置くとバランス良く見えますよ。
3.お洒落なネイルを楽しみたい!こなれ感の出る形は?
お洒落な印象にしたいときはスクエアスタイルがおすすめです。ネイルのサイドが真っ直ぐで、先が四角形になっているネイルです。先が尖っていないので強度もあります。
デザインに関しては、シンプルな単色塗りからパーツをたっぷり使ったゴージャスなデザインまで、何にでもバランス良く合わせることができます。
少し重厚感の出るスタイルなので、個性的なデザインや秋冬のこっくりカラーを使いたい気分の時にもぴったりです。
ネイルを四角いキャンパスのように使えるので、好きなキャラクターなどを描いた「痛ネイル」にも◎。
ただしスクエアスタイルは両サイドの角が衣服などに引っ掛かりやすいので注意が必要です。
4.短い爪でもネイルアートを楽しみたい!お洒落に仕上がる形は?
短い爪でも形を作りやすいのはスクエアオフスタイル。スクエアスタイルの角の部分を少し丸く削った形で、こちらもサイドが真っ直ぐで尖っている部分がないので折れにくいです。短い爪でも綺麗に仕上がりますし、角を削ることで衣服などに引っ掛かりにくくなり、見た目も少し柔らかい印象になります。
スクエアスタイルよりも少し軽やかで清潔感のある印象に仕上がるので、ナチュラルなカラーとも相性抜群です。
短い状態でアートを施さなくてもネイル自体が綺麗に見えます。左右対称にしやすいのでネイル初心者さんでも簡単に整えることができます。
スクエア同様、大胆なカラーや目を引く映えるパーツも似合います。重心がどこにあってもアンバランスに見えにくいので、パーツをどこに乗せても大丈夫。自由なデザインを楽しむことができます。
5.色々見たけど何がいいか迷う!「とりあえずコレ!」な形は?
「強度も大事だけどお洒落さもトレンド感も大事だし、どれがいいか決められない!」という方はオーバルスタイルがおすすめ。丸い卵のような形のデザインで、指が細く見えますがポイントスタイルよりは強度があり、ベーシックでどのようなデザインにも合いやすいのでとても人気のスタイルです。ただこのスタイルにするには少しネイルの長さが必要です。
ナチュラルなスタイルでも十分美しく存在感があります。オフィスでは場合によっては少し華美な印象を与えるかも。
グラデーションにするとより一層すらっとしたイメージになります。シンプルなグラデーションでもいいですし、ストーンなどのパーツを合わせて派手目に仕上げても◎
どのようなデザインにも合いますが、大人っぽいカラーやシックなアートと相性抜群で、重たい印象になり過ぎず洗練された仕上がりになります。
【ネイルを綺麗に伸ばしたい人向け!3つの豆知識】
ここまで5つのネイルスタイルを紹介しました。ですがネイルの形を自由に楽しむためには、まずネイルが健康で折れにくいことが大事ですよね。ここではネイルを長く綺麗に伸ばすために使える3つの豆知識をご紹介します。
1.爪切りのコツは爪切りを使わないこと!
爪切りを使うと端が切れるときの衝撃で二枚爪(爪の先端が2,3枚に分かれて剥がれてしまうこと)やヒビができやすくなってしまうときがあります。ネイル用のヤスリ(エメリーボード)を使い、ネイルの先を削って整えるのがおすすめ。このときヤスリをゴシゴシ往復させるのではなく、軽いタッチで一方向に動かし続け少しずつ削りましょう。どうしても爪切りを使うときは、お風呂上りなどネイルが柔らかくなっているときにするとダメージを軽減できます。
2.ネイルに大事なのは保湿
ネイルもお肌と同じでケアには保湿が効果抜群です。ネイルの乾燥は二枚爪や欠けを引き起こしてしまうので、ハンドクリームやネイルオイルを使って爪の先までよくマッサージし、脂分をしっかり補ってください。
マッサージの際はネイルの付け根を押してみてください。こちらはネイルを育成する部分で、ここを指圧し血行を良くすることで健康な爪の成長を促すことができます。アセトンという成分の含まれるネイルポリッシュリムーバーを使いすぎると、ネイルの水分や脂分が奪われ過ぎてしまうので要注意。
3.ネイルを強くする栄養素は動物性たんぱく質!
爪の主な成分はケラチンというたんぱく質で、お肉やお魚に含まれる動物性たんぱく質をよく摂ることで丈夫で割れにくい爪を目指すことができます。卵や乳製品、葉菜類に含まれるビタミンB2も爪を折れにくくしなやかにしてくれます。
亜鉛や鉄分が不足すると、薄くてもろいネイルや白い線の入ったネイルになる可能性があるため、バランスの良い食事をして元気な爪をつくりましょう。カルシウムも重要で、不足するとネイルが弱くなってしまいます。卵や焼き鮭によく含まれるビタミンDと摂取することでカルシウムの吸収がよくなるのでセットで摂るのがおすすめ!
【ひびが入ったときの応急処置法2つ】
どんなに綺麗に伸ばそうとしても、どうしても何かの拍子でネイルにヒビが入ってしまうことはありますよね。そんなときにヒビが広がってネイルが折れてしまわないようケアする方を2つご紹介します。2つ目の方法はお家にあるもので簡単にできますよ!
その1 ネイルグルーで亀裂を補修し、表面にできた凹凸をエメリーボードでなだらかにします。専用のネイル補修キットがドラッグストア等で販売されているので、緊急時のために予め購入しておくと安心できます。
その2 包帯を止めるときに使う柔らかいテープを小さくちぎってヒビの上に貼り、更に上からテープにしみこませるようにしてネイル全体にトップコートを塗ります。ヒビ部分の段差がなくなるので衣服などに引っかかりにくくなり、ヒビが大きくなってしまうのを防ぐことができます。上からカラーポリッシュを重ねると見た目も自然になります。
ネイルのお悩みがあるときは形に注目!効果を見比べて整えよう
今回はお悩みやニーズ別におすすめのネイルの形をご紹介しました。伸ばしやすい形は先が少し丸いラウンドスタイルで、折れたり引っかかったりしにくく、ナチュラルなカラーやオフィスネイルと相性がいいです。細く見せたいときはポイントスタイルがよく、シンプルなデザインでも洗練されて見えます。一方でパーツを沢山置いても華奢な印象はキープされるので大丈夫。こなれ感のあるお洒落なデザインに合うのはスクエアスタイルで、衝撃に強いという長所もあります。短いネイルの方はスクエアオフがおすすめで、スクエアより優しめの印象がありこちらも丈夫です。迷ったときはオーバルが◎。華やかな印象があり、大人っぽいシックな柄や色に合います。
これからの季節はオーバルスタイルでこっくりした深みのあるカラーを取り入れたデザインにするとマッチした仕上がりになりそうですね。短いネイルの方はスクエアオフスタイルでパーツをたっぷり使って華やかに仕上げるのもよさそうです。
健康なネイルをキープするなら、ケアは爪切りではなくエメリーボードで。ネイルと手の保湿を忘れず、栄養バランスの良い食事を心がけましょう。
ぜひこれらの豆知識を活かして、より自分に合ったネイルアートをお楽しみ下さい!
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