夏の風物詩として有名なひまわりは、とても活力に溢れていてエネルギーをもらえる花ですよね。

ひまわりは風水においても、とても縁起が良いとされている花なのです。そんなひまわりを育てたいという人もいるかと思います。しかし、「ひまわりを庭に植えてはいけない」という話を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。

今回は、風水においてひまわりが持つ意味や運気アップの効果、庭に植えてはいけないとされている理由を含めてご紹介します。

ひまわりはどんな花?

ひまわりは、7月から9月の暑い季節に大輪の花をつけるキク科の一年草です。学名のひまわりは「太陽の花」という意味を持っています。ひまわりには山吹色やレモン色のほかに、ダークレッドや白っぽい色のものまで、たくさんの種類があります。
ひまわりといえば大きな花が思い浮かびますが、フラワーアレジメントなどにも使いやすい小さいサイズのひまわりも市場に出回っています。

風水においてひまわりが持つ意味とは

ひまわりは力強い陽の気を持った、元気をもたらしてくれる花です。なんとなくやる気がでない時や、体調が優れない時に眺めてみるだけでも明るいパワーを受け取ることができます。ひまわりは風水的に、開運においてとても良い花とされています。恋愛運・健康運・金運アップに力を発揮してくれる心強い味方になるでしょう。
3つの運気アップについてご紹介します。

恋愛運アップ

人が多く集まる場所にひまわりを飾ると恋愛運がアップします。
飾るときは3本5本などひまわりの数を奇数にして飾りましょう。そうすることで恋愛運がアップして、良い異性との出会いのチャンスが巡ってくるようになります。
また、告白にひまわりを用いると良い結果が得られるといわれています。恋愛に自信がない人にもパワーを与えてくれるのでおすすめです。気になる人にプレゼントで渡すのはもちろん、自分用に購入しても大きな効果が期待できるでしょう。

健康運アップ

ひまわりには、健康運をアップしてくれる効果もあります。
見ているだけでも陽の気がもらえるひまわりは、元気や健康の象徴です。ひまわりを近くに置いておくと、エネルギーが体に流れ込み病気知らずになると言われています。
また、ひまわりには邪気を払って幸運を呼び込んでくれる効果があります。健康面に心配がある人や不調が続いている人は、ひまわりを見えるところに置いておくと良いでしょう。

金運アップ

風水では、黄色は金運上昇の色とされ、たくさんのお金を引き寄せると言われています。黄色い花を咲かせるひまわりは金運アップの効果があります。商売繁盛やお金が貯まりやすくなると考えられていて、とても縁起の良い花なのです。金運を司る西の方位にひまわりを植えるか、または部屋に飾ると良いでしょう。
金運アップに関しては、写真や絵のひまわりでも効果があります。

ひまわりが縁起いいとされている理由

ひまわりは、風水的にも一般的にも縁起のいい花と言われています。開店祝いの時や、誰かを応援する時にプレゼントとしてひまわりを贈る人もいますよね。なぜかというと、ひまわりは金運を上げてくれる幸運の花で、商売繁盛という意味を持っているからなのです。
縁起がいいとされている理由を、簡単に3つに分けてご紹介します。

太陽の方向をいつも向いている

太陽の方向を向いているひまわりは、陽のエネルギーをたくさん受けていると考えられています。日本を含め太陽は神様そのものだとされている国もあり、世界中で大切な存在です。その太陽からたくさんのエネルギーを受けているひまわりは、縁起がいいものと呼ばれるようになりました。
また、山など大きなものには神様の力が宿るとされているので、見た目が大きなひまわりにも特徴が当てはまります。

風水的に縁起のいい色

ひまわりの黄色は、風水的にもとても縁起のいい色です。周囲を明るく照らしてくれるような黄色は、金運を上げてくれるだけではなく対人運や恋愛運、健康運まで上げてくれます。
風水では全てのものが「陽」と「陰」に分けられ、色においても暖色系が「陽」、寒色系が「陰」という風に分けることができます。黄色は暖色系のグループに入るので、積極的に生活の中に取り入れてみましょう。明るいパワーに恵まれ、人生を実りあるものにしてくれますよ。

ポジティブな意味の花言葉が多い

「あなただけを見つめる」「憧れ」「あなたは素晴らしい」「愛慕」「未来をみつめて」などひまわりにはたくさんのポジティブな花言葉があります。こうしたプラスの意味が多い花言葉をもつひまわりは、近くに置いておくといい運気を運んでくれるとされています。落ち込んでいる時や明るい気持ちになりたい時は、ひまわりを眺めてみると良いでしょう。

ひまわりの飾り方や植える方位

ひまわりはとても強いエネルギーを持った花ですが、効果をより引き出してくれる方位があります。相性のいい方位にひまわりを植えることで、本来のパワーを発揮し、より多くの幸運を招き入れてくれるでしょう。
中でも特に効果が発揮されると言われている方位をご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。

黄色いひまわりは西と南西

西は金運を司る方位で、お金のパワーがたくさん集まる場所です。
金運を上昇させてくれる黄色は西の方位と相性がよいとされているので、大きくて黄色いひまわりを西や南西に咲かせると金運がアップします。
ちなみに南西家庭にいる女性の運気が上昇するので、家全体の運気が上がれば金運も自ずと良くなると言われています。

オレンジのひまわりは南や南東

オレンジのひまわりは黄色のひまわりよりも自己主張が少ないことから、「調和」「親しみ」のエネルギーを持っています。
オレンジと相性がいい方位は南や南東です。特に南東は結婚運や旅行運に良いとされています。
人間関係を良好にしたい時や、ご縁を取りまとめてくれるという意味で恋愛運にも効果があります。

玄関に飾ると対人運上昇

「人間関係の運気は玄関から入ってくる」と言われているため、玄関にひまわりを飾ると対人運がアップします。玄関から出入りする際に、人間と一緒に運気も出入りします。
この時、良い運気だけではなく悪い運気も出入りしてしまうのですが、ひまわりを玄関に置いておくと人間関係に関する悪い運気を浄化してくれるのです。対人運を上げたい人や、人間関係が気になる人はひまわりを玄関に飾っておくと、良い運気を呼び込みやすくしてくれます。

ひまわりを庭に植えるときの注意点

運気をアップさせてくれるひまわりを庭に植えたあとは、きちんとお世話をしなくてはなりません。
枯れてしまったひまわりをそのままにしていませんか?
枯れた花は風水において「死」や「負」を意味します。花が枯れると「気」が失われ、そのまま放置しておくと運気が下がってしまうのです。枯れたひまわりを見つけた場合は「ありがとう」と感謝をして早めに片付けましょう。

ひまわりを庭に植えてはいけないといわれている理由

ここまでひまわりの効果や相性のいい方位を紹介してきましたが、「ひまわりを庭に植えるのは不吉」と聞いたことがある人がいるのではないでしょうか?
なぜそう言われるようになったのか、実際にひまわりを庭に植えてはいけないのかを解説していきます。

火回り(火事)を連想させる

ひまわりは「火回り」という当て字が出来ることから、火が回るので庭に植えてはいけないという迷信があります。「火事が起きる」という意味合いのほかに、「家計に火が回る=火の車になる」ということから家の経済状況が悪化するとも言われています。
これらの迷信は、秋田県や徳島県などで広がった言い伝えとされています。

咲き終わりが打首を連想させる

ひまわりの咲き終わりは花の部分が重たいので、頭が垂れたようになりますよね。その姿が昔の打首のように見えることから不吉とされ、庭には植えない方がいいと噂されていたことがあったそうです。

不吉な花言葉がある

明るく無邪気なイメージの花言葉を持つひまわりですが、色や種類によってはあまり良くない花言葉を持つひまわりもあります。
のひまわりは「悲哀」、大輪のひまわりは「偽りの富」「偽りの愛」、のひまわりは「程よき恋愛」という花言葉を持ちます。
これらは、古代のインカ帝国ではひまわりは崇拝の対象とされていましたが、侵略によってひまわりが略奪されてしまったことから由来しています。

迷信なので庭に植えてもOK

ひまわりは太陽がある方角に向くことから、もともと漢字では「日廻り」「日回り」と表記されていました。
このことから「火回り」は語呂合わせであることがわかりますね。
また、風水的にも黄色は縁起がいい色とされており、さらに陽の気を持つと言われているので庭に植えることで運気アップに繋がります。
あくまで言い伝えや迷信なので、特に気にする必要はなさそうですね。

まとめ

ひまわりは金運や恋愛運、健康運などさまざまな運をアップしてくれる素敵な花だということが分かりました。
庭に植えてはいけないという迷信もありますが、風水的にはとてもいい面があります。
とてもパワフルな気を放っている花なので、上手に取り入れていい運気を呼び込みましょう。

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