今は使ってないけれど懐かしくてなかなか捨てられない、という思い出の品が誰にでもありますよね。思い出がある物でも頻繁に使う物でなければ、目の届かない場所にしまってそのまま……なんてこともあるでしょう。
押し入れやクローゼットの奥底に保管されていたり、埃を被ったりしていませんか?実は、使っていない物や古い物を溜め込むことは、風水的にも気の流れに関わるほど良くないことなのです。

今回は、風水的に捨てた方が良い物や、後悔しない捨て方についてご紹介します。

風水において思い出の品を捨てることの意味

風水では、使っていない物や壊れた物、古い物には陰の気が宿ると考えられています。反対に、見ていて楽しい物やワクワクする物には陽の気が宿っているので、運気アップに繋がります。思い出がつまった物だとしても、埃を被っている状態で放置しているなら要注意です。

「埃を被っているけれど、なかなか捨てられない」という物もあるでしょう。しかし、そうした陰の気をまとっている物を置いておくと新しい気が入ってくるスペースがないので、運気が停滞してしまう要因になります。風水においては常に新しい気を呼び込んで、循環させることが大切になるので、大掃除の時などに部屋の中を見直す必要があるのです。
本当に大切な物なら、見える場所に飾ったり定期的にメンテナンスをしたりしますよね。埃を被っている状態だと負のエネルギーが発生してしまうので、運気全体が下がってしまう恐れがあります。

日々暮らしていると、服やアクセサリーなどどんどん新しい物が発売され、それらを買って身の回りの物が循環していきますよね。古い物を大切にするのにも時間やエネルギーが必要になり、目まぐるしく変わっていく日常では手が回らず疎かになりがちです。潔く手放してしまう方が、思い出の品にとっても良いことなのだと考えましょう。

物にはエネルギーがある?

物には一つ一つエネルギーが宿っています。部屋の中に物を溜め込むということは、エネルギーで部屋を充満させているのと同じことです。良いエネルギーだけではなく良くないエネルギーが宿っている場合があるので、さまざまなエネルギーが混在する部屋にいると、気が重くなったり疲れが溜まりやすくなったりします。
ストレス発散のために衝動買いした物や、自分の好みではないプレゼント、運気が下がっている時に買った物などは良くないエネルギーを発しているので、早々に手放した方が良いでしょう。

風水的に断捨離した方が良い思い出の品

知人からもらったプレゼントや思い出がたくさんつまったアルバム、昔買ってもらったぬいぐるみなど、どれも捨てにくい物ばかりで処分してもいいのか判断できない時がありますよね。当時は大切に思っていた物でも、年月が経って見返さなくなった物は過去を断ち切るためにも捨てた方が良い場合があります。
運気にどう影響してくるのか、物の種類別に紹介していきます。

写真やアルバム

写真や卒業アルバムは、持っていても見返さない人が多いのではないでしょうか。捨てることに躊躇してしまうかもしれませんが、日常に変化が欲しい時や過去と決別したい時に思い切って処分するのがおすすめです。
どうしても捨てられないという方はデータ化するなど、バックアップを取っておくと良いでしょう。データ化した写真も、数年見返さなければ削除してくださいね。

手紙や年賀状

手紙や年賀状も捨てにくい物の一つですよね。風水では紙類は「木の気」を持っていると言われているので、古い紙を溜め込んでしまうと若さや仕事運がダウンしてしまう恐れがあります。良くない思い出や内容の物は、送り主の気も影響してくるので早めに処分してください
処分する際は、白い紙に手紙を包んで捨てましょう。大切な人からの手紙で、捨てたくない場合は日当たりのいい場所に保管するのがベスト。
年賀状は、長く取っておくと現在の運気まで吸い取ってしまうため、春分前に処分するのが良いとされています。

人からもらったプレゼント

知人や大切な人からもらったプレゼントは、なかなか捨てられないですよね。
全て捨てなくても良いですが、イベントがある度にどんどん増えていくので古い物を減らすなど定期的に見直してみましょう。しまい込むよりもインテリアのように飾っておくのがベストです。頻繁に使う物や飾って置きたい物以外は処分しましょう。

風水では靴は運気を運んでくれる他、新しい出会いや人間関係を築くために重要なアイテムとされています。もらった靴やお気に入りの靴でも、ボロボロになってきたら新しい物を購入した方が良いでしょう。
また、古い靴を下駄箱に入れたまま放置するのはよくありません。下駄箱に収納されていたとしても、玄関に古い物を置いておくのは風水的にNGなのです。
古い靴と新しい靴を一緒にしておくと、濁った悪い気が伝染して良くない影響があります。見た目にも分かるほどボロボロになってしまった靴は、早めに処分してくださいね。靴の底を綺麗に拭いて塩を入れた袋に捨てることで、新しい運気が入りやすくなるので実践してみましょう。

「今はサイズも流行も合わなくて着てないけれど、懐かしい服だから捨てられない」という服がクローゼットやタンスに眠っていませんか?クローゼットやタンスはぎゅうぎゅうに服がつめられているよりも、スペースがあった方が気の流れが良くなります。一定期間着ていない服を処分することで運気アップが期待できるでしょう。
また、懐かしいからといって、古い服を直接身につけると陰の気に触れてしまうので要注意です。

ぬいぐるみ

プレゼントや買ってもらったぬいぐるみは愛着を持っている場合が多いので、特に処分に迷いますよね。人間や動物をかたどったぬいぐるみをたくさん所持していると、家や持ち主の運気を吸い取ってしまうと言われています。
汚れているけれど捨てるのに抵抗があって収納の奥底にしまっているぬいぐるみは、カビや埃が付着している可能性が高いです。運気の低下が気になる場合は思い切って手放してください。

手放し方は、家庭ゴミや寄付、リサイクルショップなど色々ありますが、神社やお寺で供養してもらう方法もあります。大切なぬいぐるみで捨てたくない場合は、メンテナンスや洗濯をして清潔に保ちましょう

古いものや壊れたものは運気停滞&低下の原因に

風水では古い物や壊れた物をずっと部屋に置いておくと、運気がダウンすると考えられています。ここでは具体的な例を挙げていきます。これらの物を放置している場合は、早めに対処しておきましょう。

汚れている布団やカーテン

汚れた寝具には悪い気が集まると言われています。運気低下に繋がるので、もらった布団だとしても思い切って手放しましょう。洗濯で綺麗になるなら処分しなくて良いですが、カビなど汚れが染み付いている場合は捨ててくださいね。
カーテンは良い運気を留めておくのと同時に、悪い運気を追い出してくれる役割があります。カビや汚れがあると本来の役割が果たせないので、処分するか洗濯しましょう。

欠けている鏡やガラス製品

風水では、は強力なアイテムと言われています。ヒビが入り割れてしまった鏡は運気を落としてしまうので、お気に入りだからといって保管しておくことはやめましょう。
姿を映す部分だけ割れて枠が無事であれば、修理することはOKです。
同じような理由で欠けたガラスの置物などを放置しておくと、欠けた箇所から負のエネルギーを発して健康運などに影響してしまいます。怪我の原因にもなるかもしれないので、なるべく早く処分してくださいね。

捨てるべきか判断に迷った場合

使っていない物でも、いざ捨てるとなると色んなことを思い出して決心がつかない場合がありますよね。精神的な支えになっている物なら、無理に手放す必要はありません
捨てても手に入る物ならいいですが、手紙や手作りの物なら後悔する可能性があります。衝動的に捨てずに、一度よく考えてから処分するようにしてくださいね。

保管期限を決めて少しずつ処分する

思い出の品で、どうしても手放す決断ができない場合は保管期限を決めて箱に入れておきましょう。時間を置いて、処分するべきかどうか頭の中を整理してみてください。箱の中の物を全部捨てなくても、少しずつ容量を減らしていく感覚で処分しましょう
自分で捨てるのは抵抗がある人は、神社でお焚き上げをしてもらうか不用品回収業者に引き取ってもらいましょう。

ご縁があるものはまた巡ってくる

一度捨てた物でも、あなたにとって本当に必要な物であれば不思議と丁度いいタイミングで手元に戻ってきます。手放すことで自分が本来何を望んでいるのか見えてくるので、必要な物が巡ってきやすくなるのです。物に溢れた生活を送っている人は、執着を断ち切るためにも断捨離してみてくださいね。

まとめ

「古い物を手放す=良くないエネルギーを手放す」ことに繋がります。体が重たく感じる人やトラブルに巻き込まれやすい人、運気をもっとあげたい人は部屋の中を見直してみてください。今現在使用している物や、気に入っている物以外は潔く手放しましょう。部屋の中の不要な気が外に出ていき、新しい気が通りやすくなります。体や心がすっきりして身軽になることで、状況が好転しやすくなるでしょう

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