あたたかい季節が近づいてくると、ネイルにも明るい雰囲気を取り入れたくなりますよね。今からの時期は、思わずお出かけしたくなるような、気分を上げてくれるデザインがおすすめです。
そこで今回は、「ボーダーネイル」をセルフネイルで楽しむ方法をご紹介したいと思います。定番のしましま模様は、身近なアイテムの使用やちょっとしたポイントをふまえることで、もっと簡単に、かつオシャレに仕上がります。
マニキュアを使った大人可愛いボーダーネイルのやり方も解説していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
大人女性におすすめ!ボーダーネイルの魅力
◆カジュアルだけど“きちんと”見える
たくさんの種類があるネイルデザインの中でも、ボーダーネイルは特に大人女性におすすめのデザイン。というのも、ボーダーは特徴的な柄でありながらポップすぎず、きちんとした雰囲気も漂います。
フランス人女性のようなこなれ感も連想させてくれますよね。普段のファッションできれいめスタイルを好む人にも、上品にマッチするネイルアートです。
◆マリンテイストが春夏ネイルにぴったり
そして、ボーダー模様といえば、マリンテイストの代表格。ボーダー自体はオシャレとして年中楽しめるデザインですが、春夏の明るい雰囲気でまとうボーダーネイルは特に爽やかです。
ぜひ、今のうちからボーダーネイルのやり方をマスターして、あたたかい季節に向けての準備をしていきましょう。もちろん、“先取り春夏ネイル”にも最適ですよ。
ボーダーネイルをセルフで楽しむポイント
1)ボーダー柄を描きやすいアイテムの準備
カジュアルで可愛いボーダーネイルですが、中にはまっすぐの線を引くことに難しさを感じる人もいらっしゃるかもしれません。実はシンプルで規則的な線ほど、プロのネイリストでもテクニックを要するところ。
そこでおすすめなのが、簡単にボーダー柄が描けるアイテムを使用することです。のちほどデザインでもご紹介しますが、「アート用の細筆」や「ホログラム」、「マスキングテープ」や「ラインテープ」など、塗るテクニックに頼らない方法にもぜひトライしてみましょう。
2)最初はポイントアートで差し込むのが◎
ボーダーに限らず、特徴的なネイルアートは両手10本の爪に2〜3本取り入れるだけで、そのオシャレさが際立つものです。アートを施す爪の数が多くなるほど、トゥーマッチになってしまうリスクも。
これを避けるために、最初は片手に1〜2本から、慣れてきたら本数を増やしていくことを意識しましょう。ほかの爪にはシンプルなカラーや鮮やかなカラーを合わせるなど、コーディネートも含めて楽しんでみてくださいね。
3)フットネイルにしてもオシャレ
ボーダーネイルは、春夏に露出する機会が増えてくるフットネイルデザインにもぴったり。程よくカジュアルで、きちんと感もある雰囲気は、大人可愛い足元へと導いてくれます。
今回ご紹介するネイルデザインは、すべてフットネイルにも応用OK。お仕事などでハンドネイルにデザインを取り入れるのが難しい人は、ぜひフットネイルでボーダーネイルの可愛さを楽しんでみてくださいね。
マニキュアでできる「ボーダーネイル」デザイン3選
ここからは、セルフネイルにおすすめの「ボーダーネイルのやり方」をご紹介します。デザインには、すべてマニキュアを使用。
身近なアイテムを取り入れた高見えアートも登場しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
【1】テクニック不要!上品なホロボーダーネイル
ボーダーネイルといえば、爪に横線を描いたデザインが一般的。でも、マニキュアを使ったセルフネイルでボーダー柄にチャレンジするのは、少し難しさを感じる部分もありますよね。
そこで、ネイルカラーの上から貼りつけるだけで作れる「ホログラムボーダーネイル」をご提案。ただ簡単なだけでなく、洗練されたオシャレな見た目に仕上がります。カジュアルすぎない上品な指先を満喫しましょう。
〈セルフネイルのやり方〉
- 爪全体に「オレンジ」(uka color base coat zero 「14/0」)を塗布します。
- トップコートを糊がわりにして、ゴールドのホログラム「大」をライン状に並べます。
- 同じようにしてゴールドのホログラム「小」をライン状に並べます。
- ほかの爪にはゴールドのスタッズを飾りつけます。
- 全体にトップコートを塗って完成です。
〈セルフネイルのポイント〉
ホログラムを並べて作るボーダーネイルは、筆で線を描くのに比べると気軽にトライしやすいデザイン。オレンジになじむゴールドをかけ合わせることで、大人上品な雰囲気に仕上げてみました。
ホログラムはあえて大小のサイズで抑揚をつけるのが、オシャレ見えするポイントです。
〈材料〉
・uka color base coat zero 「14/0」
・ゴールドのホログラム「大」「小」
・ゴールドのスタッズ
【2】ふんわりこなれ感!マリンボーダーネイル
ボーダーネイルと聞いて、“マリンテイスト”を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?続いては、ネイビーとホワイトのかけ合わせで、爽やかな雰囲気をたっぷり漂わせたデザインをご紹介します。
用意するのは“スポンジ”。こちらも難しいテクニックを必要とせず、セルフネイルでトライしやすい技法を取り入れています。ラフなボーダー柄でこなれ感を楽しみましょう。
〈セルフネイルのやり方〉
- 「ホワイト」(上羽絵惣 胡粉ネイル 「胡粉」)と「ネイビー」(上羽絵惣 胡粉ネイル)を、それぞれ数本ずつ爪に塗布します。
- できるだけラインを精巧に描きたいときは、①が完全に乾いてから、爪の先端と根元にマスキングテープを貼ります。 ※ラフに仕上げたい場合は、はぶいてもOK!
- パレット(またはアルミホイル)の上に、①と対になるカラーを出します。
- スポンジを使って、爪の中央に③をライン状にポンポンと置くように色づけていきます。好みに合わせて数回、繰り返してください。
- マスキングテープを外して、全体にトップコートを塗ったら完成です。
〈セルフネイルのポイント〉
スポンジを使ってラフに描いていくボーダーネイルです。ラインをくっきり美しく際立てたいときや、スポンジでの色づけに自信がないときは、マスキングテープを使用すると簡単。
マスキングテープはベースに塗ったカラーがしっかり乾いてから、爪に貼りつけましょう。ラインの幅を大きくデザインすると、大人っぽい雰囲気もアップします。
〈材料〉
・上羽絵惣 胡粉ネイル 「胡粉」
・上羽絵惣 胡粉ネイル 「藍」
・スポンジ(メイク用など、使いやすいものでOK)
・パレット(アルミホイルで代用可)
・マスキングテープ
【3】指先が動くたびキラッ!シースルーボーダーネイル
最後は、今の季節から夏まで、長く楽しめるネイルデザインです。ボーダー柄のベースをあえてクリアのままにすることで、今っぽい“抜け感”を意識してみました。
さらには偏光感が魅力のオーロラホログラムを上から重ねて、明るく前向きな雰囲気に仕上がっています。オフィスネイルのポイントアートや、フットネイルにも、ぜひ取り入れてみてくださいね。
〈セルフネイルのやり方〉
- ベースコートを塗った上から、細筆の「ブラック」(NAIL HOLIC アート「BK 081」)でボーダー柄を描いていきます。
- トップコートを糊がわりにして、1 の上にオーロラのホログラムを貼りつけます。
- ほかの爪には「ピンク」(CANMAKE カラフルネイルズ「N19 スウィートコーラル」)を塗り、ゴールドのスタッズを配置します。
- 全体にトップコートを塗って完成です。
〈セルフネイルのポイント〉
細筆タイプのネイルポリッシュを使うと、ネイルアートはぐっとやりやすくなります。筆に力を入れすぎず、表面を滑らすようにして描くのがポイント。
クリアなベースにブラックのボーダー柄、オーロラのホログラムも組み合わせることで、奥行き感が醸し出されています。上からフラワー柄のネイルシールなどを貼るのもおすすめですよ。
〈材料〉
・NAIL HOLIC アート「BK 081」
・CANMAKE カラフルネイルズ「N19 スウィートコーラル」
・オーロラのホログラム
・ゴールドのスタッズ
ボーダーネイルで夏支度をしよう
ひとくちにボーダーネイルといっても、デザインのバリエーションはさまざま。「ホログラム」や「スポンジ」といったカンタンにボーダー柄が作れるアイテムを使用する方法から、アート用の細筆で描く定番のボーダー柄まで、3つのパターンに分けてご紹介しました。
ぜひお好きなアレンジで、セルフネイルのボーダーデザインに挑戦してみてくださいね。指先のボーダーネイルで、夏支度をはじめましょう。
この記事へのコメントはありません。