あなたは普段、仕事や勉強、家事、育児などでストレスを感じたときにどのようなリラックス方法を取り入れていますか?深呼吸やストレッチ、エステ、旅行など、さまざまなリラックスの方法があると思います。
多くのリラックスする方法がある中で、今回ご紹介するのはいつも何気なくある『色』がもたらすリラックス効果についてです。生活していてあまり意識することは少ないと思いますが町並みや自然などの風景、着ている服、食事、日々使う道具など、日常の中にはさまざまな『色』で溢れています。人を元気づける色、落ち着かせる色など『色』は、想像以上に人の心理に大きな影響を与えているのです。

そもそも色の種類は膨大な数が存在しており、人によって見分けることのできる色の数は変わります。あくまで若く健康な状態(正常な色覚の保有者)だとすると、通常の環境では187万5000色、見える条件が整っていれば750万色まで見分けることが可能だといわれています。

目と色

それでは前置きは以上として、色が与える心理への影響や、リラックス効果の高い色、風水上で重要視されている方角と色の関係性など、色にまつわることをご紹介していきます。

人の感情・心理に影響を与える「興奮色」と「鎮静色」

全ての色は暖かさを感じる赤系の「暖色」と、冷たさや寒さを感じる「寒色」に分けられます。他にも白が混ざったような「軽い色」と黒が混ざったような「重い色」など色はさまざまイメージを人に与えます。
そして中には感情を高ぶらせる色や気分を落ち着かせる色も存在し、それが「興奮色」「沈静色」です。明るさの尺度を表す“明度”と、鮮やかさの尺度を表す“彩度”が高い暖色が興奮色。明度・彩度が低い寒色やアースカラーが沈静色に該当します。
興奮色は見る人に活力や情熱を与え、興奮感や積極的な感情を高める効果を持つ一方で沈静色は鎮静作用、鎮痛作用、緊張緩和などの効果を持っています。そのためどちらかというと沈静色はストレス緩和に適した色。しかし、興奮色は使い方によっては食欲不振を緩和させたり、沈んだ気分を盛り上げたりしてくれます。

心が落ち着きリラックス効果のある色7選

色の葉

1. 青(ブルー)

冷静・知的・誠実などクールなイメージを喚起させる「青(ブルー)」は、海や空が連想されやすい色。興奮状態の心を抑える“鎮静効果”が期待でき、ストレスを解消してリラックス効果があるといわれています。また良い睡眠を取りたい方や、眠りたいのに眠れないという方にも青はオススメのカラー。不眠の原因は興奮して神経が高ぶっている状態や脳が緊張状態にある場合が多いと言われています。パジャマベッドカバー寝具などに青色を取り入れてみるのがオススメ。

2. 緑(グリーン)

安心感や安定、調和を表す「緑(グリーン)」は、植物や森など自然的なイメージを連想させる色。癒し効果のあるカラーで気持ちを穏やかにし、心をリラックスさせてくれます。疲れた目を癒す効果や、緊張を緩和する効果があるため、会社や自宅のデスク周りに観葉植物緑色の文房具を置くと仕事中でもリラックスできます♪自分はもちろん、相手の緊張をほぐすためにも大事なビジネスシーンや、ここぞという時のデートに緑のアイテムを取り入れてみるのも◎。緑のリラックス効果で表情も柔らかくなりますよ。

3. 黄緑(イエローグリーン)

上記でご紹介した緑と同様に「黄緑(イエローグリーン)」は、春の新芽や若葉など自然を表す色。緑よりも明るいカラーなので、何か新しいことをスタートさせるワクワク感やフレッシュな気持ち、希望を感じられ、心を軽くしてくれるリラックス効果があります。そのため心身をリラックスさせて、安眠を誘う効果も期待できるのでカーテン寝具にもオススメ。
気持ちを前向きにさせてくれる色なので入社や転職、転勤、入学のような新たな門出。何かを新しく始めるときに取り入れると不安な気持ちを切り替えることができます。また黄緑は生命力を表す色でもあるので、健康的な体を保ちたい方や、いつまでも若々しくありたい方にもピッタリの色です。

4. 茶色(ブラウン)

温もりや信頼感、安らぎを与える「茶色(ブラウン)」は、土や樹木など自然界に多く存在する色。大きなパワーやどっしりとした安定感を感じることができます。木造住宅や木のフローリングで過ごす時間は非常に心地よく、落ち着いた気持ちになりますよね。さまざまなリラックススペースなどには必ずといっていいほど茶色が利用されています。また赤や橙といった暖色系に、黒を加えていった色なのでリラックス効果だけでなく、アドレナリンを分泌し興奮を促す効果も併せ持っています。そのため仕事や勉強の効率を上げる効果もあるとされています。

5. らくだ色(ベージュ)

上記でご紹介した茶色と同様に「らくだ色(ベージュ)」は、砂漠や動物など自然を連想させます。さらにらくだ色は「茶色」に「白」を足したようなマイルドな色味。茶色の安心感や温もり、白の清潔さを併せ持っている優秀な色です。緊張を緩めてくれるのでインテリア寝具に取り入れてリラックス効果を得るにはもってこい。ファッションに取り入れれば上品な大人っぽさを演出できるのも特徴です。

6. 地球の色(アースカラー)

今までご紹介してきた自然を連想させる色の総称が「地球の色(アースカラー)」空や海の「青や水色」、植物の「緑や黄緑」、大地の「茶色」が含まれた安心・リラックスできる色です。アースカラーをバランスよくインテリアに取り入れることでホッとできる居心地の良い空間が出来上がります。同じ青や緑、茶色でも色の明度や彩度を少し変えてあげてもGOOD◎いつものコーディネートにポイントとして取り入れれば地味になりすぎず、美人見えし優しそうな雰囲気をかもしだします。

アースカラーイメージ

7. 淡い色彩(パステルカラー)

柔らかくて優しい印象、幸福感を与える「淡い色彩(パステルカラー)」は、桜や藤などの花々を連想させる色。春のほのぼのとした暖かい陽気を彷彿とさせ、清々しい爽やかな気持ちにさせてくれます。また淡い色彩は筋肉をほぐすリラックス効果があるとされているので、疲れをとりたいときにもオススメ。同じ淡い色でも色相によって感じる印象が少し変わります。例えばパステルブルーやミントグリーンは爽快さや安らぎ。パステルイエローは幼く可愛らしい印象。パステルピンクは女性がリラックスし、気持ちが穏やかに。そのため産婦人科のインテリアにもなどにも使われています。

風水における方角と色

色と方位

上記ではリラックスできる色そのものをご紹介してきました。しかし好きな色を取り入れたいという方や、色を利用して運気を上げたいという方には風水がオススメ。風水は家具の配置などが重要視されていますが『色』と『方角』の組み合わせもとっても重要です。方角は「五行」と言って「木・火・土・金・水」いずれかの気の影響を受け、方角ごとに色との相性があります。よく聞くのは「金運アップには西に黄色」ですね。方角との相性が良い色だと良い影響が、相性が良くないとその色の持つ効果を得にくいとされています。家の中に色を取り入れる際はぜひ参考にしてみてください。

 財産運や恋愛運を左右する「北」

風水では“水の気”が強く、冷えやすいとされているためピンクやオレンジ、ベージュなどの暖色系との相性がいいとされています。夫婦仲を良くしたい、愛情運を高めたいなら、ピンク。財産を貯めたいならベージュがオススメです。

 鬼門の方位「北東」

玄関を北東にするのは避けるべきと、いわれている北東ですが、とても位の高い方角でもあります。相性がいいとされる色は白と赤(ポイント使い)白は気をリセット・浄化する意味を持つので家具などに取り入れるとGOOD◎赤は生命力のシンボルとして風水の中でもかなり力をもったカラーとされているので、ワンポイントとして使うことで開運の効果を高めます。多用はNGです。

 健康運や仕事運を左右する「東」

朝日が昇るは元気さやチャレンジ精神、仕事、情報などの運気をつかさどる方位。働き盛りの若い人にとってはとても重要な方位です。東には“木の気”と相性のいい青と水色のアイテムを置くといいでしょう。

 人間関係や縁をつかさどる「南東」

南東は、出会いや恋愛、結婚など人との縁全般に影響を及ぼす方位。相性のいい色は黄緑やオレンジといわれており、人間関係に悩んでいる方は人との縁を結ぶ色であるオレンジがオススメです。癒しの効果があり、リラックスさせてくれる黄緑はベッドカバーやカーテンなど広い面積に使ってもOK!

 才能や人気、美容を左右する「南」

“火の気”を持つは、悪い気を燃やす方位なので“木の気”をもつ黄緑との相性がいいです。赤もポイント使いであればOK。逆に“水の気”をもつ黒、青は避けたほうがいい色といえます。また南は美意識、芸術、インスピレーション、教育、社交性に強力な働きをします。そのため営業職や接客業、クリエイティブな仕事の方は大切にするべき方位です。

 家庭円満を左右する「南西」

北東も“土の気”ですが北西は“土の気”が最も強く表れており、低い土地を表す方位。家族仲が悪い、家族が問題を抱えているという方は、家具についても背の低いものでまとめる方が運気の向上に結びつきやすいです。相性のいい色は若草色やライトイエロー“土の気”を持つブラウンとあわせてコーディネートすることで心が落ち着きリラックスすることができます。

 金運をつかさどる「西」

皆さまご存じのとおり、西は金運に最も影響を与える方位。金運だけでなく家庭円満や人間関係にも関わってくるので風水を初めて取り入れるという方は西から改善していくのが吉。相性のいい色はピンクと黄ピンクは恋愛運、黄色は金運アップにつながります。他にも金色は特に強い“金の気”を持っており、金運に直結します。よって、西に置いた金のアイテムは常に綺麗にしておきましょう。

 出世運、勝負運を握る「北西」

風水で北西は主人の方位と呼ばれており、一家の主の運気が下がると家族全体に悪影響します。北西の運気が良いと、ステータスアップや仕事運アップにつながります。相性の良い色は、ベージュ、クリーム色、パステルピンク柔らかく落ち着いた色が多いのが特徴です。ドット柄やストライプ柄とも相性がいいのでインテリアにも取り入れやすいですよ♪

色の傘

まとめ

いかがでしたでしょうか。リラックスするために生活に『色』を取り入れる方法は見つかりましたか?一度紹介してきたことをまとめてみましょう。

  • 〇人の感情・心理に影響を与える「興奮色」と「鎮静色」
  • 〇心が落ち着きリラックス効果のある色7選
    1. 青(ブルー)
    2. 緑(グリーン)
    3. 黄緑(イエローグリーン)
    4. 茶色(ブラウン)
    5. らくだ色(ベージュ)
    6. 地球の色(アースカラー)
    7. 淡い色彩(パステルカラー)
  • 〇風水における方角と色
     財産運や恋愛運を左右する「北」
     鬼門の方位「北東」
     健康運や仕事運を左右する「東」
     人間関係や縁をつかさどる「南東」
     才能や人気、美容を左右する「南」
     家庭円満を左右する「南西」
     金運をつかさどる「西」
     出世運、勝負運を握る「北西」

ここでは色が与える心理への影響や、リラックス効果の高い色。風水で運気が上がる方角と色の関係性など『色』にまつわることをご紹介してきました。普段何気なく見ている色にはさまざまな効果があることが分かりましたね。少しずつでもいいので本記事の内容を参考にリラックスできる色や運気を上げる色などを自分のために利用してみてください♪